名称:「服部一郎生誕90周年記念 名物 記録と鑑賞」サンリツ服部美術館
会期:2022年9月16日(金)〜12月4日(日)
前期:9月16日(金)-10月25日(火)
後期:10月27日(木)-12月4日(日)
開館時間:9:30~16:30
料金:大人1,200(1,100)円、小中学生400(350)円
休館日:祝日を除く月曜日、10月26日(水)
会場:サンリツ服部美術館
住所:〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
TEL:0266-57-3311
URL:サンリツ服部美術館
抹茶を点てるための茶道具は美的価値や伝来などが重視され、大切に伝えられてきたものが数多くあります。特に由緒ある優れた茶道具は名物と呼ばれ、なかには一国一城に匹敵するほどの高い評価を受けたものもありました。
このような貴重な茶道具に並々ならぬ関心をもっていた茶人は多く、図や寸法、付属品、所蔵者など詳細な情報が記された名物記が数多くつくられています。現在では、人から人へと移動することが多い道具の伝来や、道具に対する価値観の変化、失われてしまった道具の姿を知ることができる史料として、茶道史研究には欠かせない存在でもあります。
この度、サンリツ服部美術館では、名物記の変遷をたどりながら茶道具の名品をご紹介いたします。また、本展では近年収蔵いたしました茶道具も初公開いたします。茶人たちが憧れた名物の世界とともに、当館に新たに加わりました魅力あふれる茶道具の数々をぜひご堪能ください。
主な出品作品
・国宝 本阿弥光悦作「白楽茶碗 銘 不二山」 江戸時代 17世紀
・重要美術品 「唐物茄子茶入 銘 紹鷗茄子」 中国・南宋時代 13世紀
・重要美術品 「唐物肩衝茶入 銘 筑紫」 中国・南宋時代 13世紀
・「瀬戸茶入 銘 玉柏(本歌)」 江戸時代 17世紀 ※初公開
・小堀遠州 「竹二重切花入 銘 女郎花」 江戸時代 17世紀
・「堅手茶碗 銘 大坂」 朝鮮半島・朝鮮王朝時代 17世紀
・長次郎 「黒楽茶碗 銘 雁取」 桃山時代 17世紀
・「薩摩茶碗 銘 径山寺」 江戸時代 19世紀(後期のみ出品)
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