「コレクション展 色、いろいろ」豊田市美術館

中西夏之 《山頂の石蹴り No.0》 1969年

名称:「コレクション展 色、いろいろ」豊田市美術館
会期:2022年06月07日-2022年09月04日
休館日:火曜日
時間:9:30〜17:00
会場:小樽市総合博物館本館2階・企画展示室
料金:入館料のみ
住所:〒471-0034愛知県豊田市小坂本町8-5-1
TEL:0565-34-6610
URL:豊田市美術館

芸術表現に色彩はつきもので、その関係は切っても切れないものでした。物には固有の色があり、空は青、雲は白というように約束事もありました。そんな色についての固定観念を覆したのは印象派に代表される近代の画家たちで、固有色にとらわれず、目に映る色、自身が感じ取った色を表現しました。さらに次の世代であるモーリス・ドニは、絵画を「本質的に、ある秩序で集められた色彩によって蔽われた平面である」と定義しました。絵画を成り立たせているのは色彩であると断言しつつ、色自体を抽象的なものとみなし、その秩序と配置は芸術家次第で決まるという考えは、現代美術につながるものです。
現代では、色彩は身の回りの事物を再現するためのものというよりは、芸術家の思考や感情を表現するという役割に重きが置かれています。作家たちは、さまざまな観点から色を選び、用いて作品を制作し、私たちに提示しています。本展では、色彩という切り口で豊田市美術館のコレクションを見わたし、色のさまざまな使い方に注目して作品を紹介します。
本展覧会は、国際芸術祭「あいち2022」(7月30日~10月10日)連携企画事業です。
国際芸術祭「あいち2022」現代美術展チケット(1DAYパス、フリーパスいずれも可)を持参の方は、本展を観覧できる企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」観覧料が100円引きとなります。
本展を観覧できる企画展「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」のチケットを、国際芸術祭の各会場にあるチケット売場等でご提示の場合に限り、国際芸術祭「あいち2022」現代美術展の会期中販売券が100円引きとなります。
アーティスト
中西夏之、山口啓介、若林奮、オラファー・エリアソン、グスタフ・クリムト、ジュゼッペ・ぺノーネ 他

中西夏之 《山頂の石蹴り No.0》 1969年
中西夏之 《山頂の石蹴り No.0》 1969年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る