名称:「魚っとこ水族館 所沢はむかし海だった!?」角川武蔵野ミュージアム
会期:2022年8月6日(土)~2023年1月15日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム4階 荒俣ワンダー秘宝館
チケット価格(税込):KCMスタンダードチケット
▼オンライン購入 一般(大学生以上):1,200円/中高生:1,000円/小学生:800円/未就学児:無料
▼当日窓口購入 一般(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人角川文化振興財団)
住所:〒359-0023埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
TEL:0570-017-396
URL:角川武蔵野ミュージアム
生涯海と向き合ってきた荒俣宏さんの貴重なコレクションを展示
幼い頃から魚が大好きだったアラマタ少年は、自分で飼育するだけではなく、博物図鑑を片手に海や川に調査に行き、観察したものをスケッチしていました。目ん玉と脳みそを使い全力で楽しんだ少年は、その後世界的な博物画のコレクターになり、『世界大博物図鑑』を手がけました。70歳を過ぎた今でも海に潜り、珍しい生きものを追い続ける好奇心旺盛なアラマタ博士。本特集展示では、アラマタ博士が長年収集してきた貴重な博物画や標本コレクションとともに、博物画の楽しみ方や海の生きものの不思議を紹介します。
★荒俣宏氏のコメント★
「魚っとこ水族館」で、サカナをおいしく見ませんか
日本人は魚の絵が大好きです。若冲(じゃくちゅう)も広重(ひろしげ)もおいしそうに描きました。
魚のいのちは鮮度と活きのよさにある、これは絵といえども変わりません。
澄みわたった日本の水に泳ぐ魚は、皿の上にのっても絵になっても
金魚のようにぴちぴちとおいしく見えなければいけなかったのです。
これに対し、西洋の魚の絵は、まず魚屋か釣りの場面、あるいは剥製標本しか思い浮かばなかったらしく、リアルですが、硬くてまずそうに描かれるのです。
でも、油絵を日本に紹介した高橋由一(たかはしゆいち)は、その違いに気づきました。
それで初めの油絵に「鮭の干もの」を描いてみせました。
この西洋流には日本人もびっくり、洋画のインパクトにうたれました。
さあ、和洋いっしょの魚絵を、おいしく食べくらべてみませんか。
――――――――魚っとこ水族館長 荒俣宏
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