「海のくらしアート展 ―モノからみる東南アジアとオセアニア」国立民族学博物館

「海のくらしアート展 ―モノからみる東南アジアとオセアニア」国立民族学博物館

名称:「海のくらしアート展 ―モノからみる東南アジアとオセアニア」国立民族学博物館
会期:2022年9月8日(木)~ 2022年12月13日(火)
会場:国立民族学博物館 本館企画展示場
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日
   ※ ただし、11月23日(水・祝) は開館、翌24日(木)は休館
観覧料:一般580円、大学生250円、高校生以下無料
主催:国立民族学博物館
協力:国立科学博物館、沖縄県立博物館・美術館、沖縄県立埋蔵文化財センター、公益財団法人千里文化財団、NIHUグローバル地域研究プログラム「海域アジア・オセアニア研究」国立民族学博物館拠点
特別協力:船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」
船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」海と日本PROJECT
後援:日本オセアニア学会、東南アジア考古学会、日本動物考古学会
住所:〒565-8511大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6876-2151
URL:国立民族学博物館

マレーシアのサバ州にくらすサマ(バジャウ)人の海上集落(長津一史撮影)
マレーシアのサバ州にくらすサマ(バジャウ)人の海上集落(長津一史撮影)

日本の西南に隣接する東南アジア島嶼部と、東南に隣接するオセアニアは、世界でもっとも島の数が多い地域です。今から約4000年前、南中国から台湾付近を起源とする人びとが、海を越えて東南アジアの島じまを経てオセアニアの島じまへと拡散しました。
言語学的にはオーストロネシア語群を話す人びとの祖先集団と考えられています。その後の歴史の中で、これらの島世界へ移住した人びとは、海のくらしと密接にかかわる多様で独自な文化や精神世界を発展させてきました。国立民族学博物館には、おもに19世紀後半から20世紀後半にかけて、これらの地域で収集された数多くの収蔵資料があります。
今回の企画展では、本館の収蔵資料の中から、東南アジアやオセアニアの島じまにおける海のあるくらしや、装飾やアート性の高い資料を厳選して展示します。島世界へ移住し、適応した人びとの豊かな知恵や技術、そして精神世界をご堪能ください。

「海のくらしアート展 ―モノからみる東南アジアとオセアニア」国立民族学博物館
「海のくらしアート展 ―モノからみる東南アジアとオセアニア」国立民族学博物館
舞踏用仮面 メラネシア パプアニューギニア 東セピック州 収集 1988年 国立民族学博物館蔵
舞踏用仮面 メラネシア パプアニューギニア 東セピック州 収集 1988年 国立民族学博物館蔵
貝製 首飾り(真珠母貝) ポリネシア ソシエテ諸島 収集 1988年 国立民族学博物館蔵
貝製 首飾り(真珠母貝) ポリネシア ソシエテ諸島 収集 1988年 国立民族学博物館蔵
オセアニアの多様な貝製・骨製釣針たち 国立民族学博物館蔵
オセアニアの多様な貝製・骨製釣針たち 国立民族学博物館蔵
プルタラ・インデラ舟(模型) マレーシア トレンガヌ州 クアラ・トレンガヌ 収集 1990年 国立民族学博物館蔵
プルタラ・インデラ舟(模型) マレーシア トレンガヌ州 クアラ・トレンガヌ 収集 1990年 国立民族学博物館蔵
クラカヌー用 波切り板 メラネシア パプアニユーギニア ミルンベイ地方 キリウィナ島 収集 1984年 国立民族学博物館蔵
クラカヌー用 波切り板 メラネシア パプアニユーギニア ミルンベイ地方 キリウィナ島 収集 1984年 国立民族学博物館蔵
木彫や装飾が美しい儀礼用櫂 国立民族学博物館蔵
木彫や装飾が美しい儀礼用櫂 国立民族学博物館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「オダイバ恐竜博覧会2024」フジテレビ本社屋
  2. 「カイつまんで、ヒモときます。 ~しな水の貝展~」しながわ水族館
  3. 小林かいち《二号街の女》
ページ上部へ戻る