「近藤高弘×山田晶―Contemporary Vessel―」和光ホール

近藤高弘 作「瑠璃青瓶」 径17×高さ25㎝

名称:「近藤高弘×山田晶―Contemporary Vessel―」和光ホール
会期:2022年9月15日(木) ~ 2022年9月25日(日)
休館日:会期中は無休 
時間:午前9時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで)
入館料:一般(高校生以上)300円 小・中学生200円
  ※仙北市民は無料 
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11 セイコーハウス銀座 6階
セイコーハウス銀座ホール
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:和光ホール

山田 晶 作「猩々緋彩器」 10×12.7×高さ20㎝
山田 晶 作「猩々緋彩器」 10×12.7×高さ20㎝

鮮烈な“青”と“赤”の情景。印象的な色彩とシンプルなかたちでありながらなら、何故か心を揺さぶる作品群。このたび近藤高弘さんと山田晶さんによる展覧会を開催いたします。
近藤さんは、1958年生まれ。染付の作品制作からスタートし、銀色の雫が器体に降り注ぐような“銀滴彩”という独自の表現で一躍脚光を浴びました。その後も陶とガラスの融合を試みる等、陶芸という一表現分野に留まらない幅広い芸術表現を追求し、今日に至っています。
山田さんは1959年生まれ。焼き物でありながら、どことなく漆芸の赤のような色調と滑らかさを感じさせる“ 猩々緋しょうじょうひ ”という独特な赤色をベースに、黒色などを組み合わせた造形的な作品を創作しています。
今展では、二人の創作の原点ともいうべき“うつわ”をテーマに展開いたします。
シンプルなうつわの形体をとりながら、各々の作品を組み合わせることにより、観る方のイマジネーションを刺激する、うつわの存在以上の何かが伝わってくるかのようなイマジネーションを掻き立てる展観です。
近藤さんの静謐な青と山田さんの内に秘めた情熱を感じる赤。その色、カタチが織りなす、創造性に溢れる感性と共鳴する世界をぜひ体感してください。

近藤高弘×山田 晶 「瑠璃青・猩々緋器」 各 径6×高さ10㎝
近藤高弘×山田 晶 「瑠璃青・猩々緋器」 各 径6×高さ10㎝
近藤高弘 作「瑠璃青瓶」 径17×高さ25㎝
近藤高弘 作「瑠璃青瓶」 径17×高さ25㎝

近藤 高弘 (Kondo Takahiro)
1958年京都に生まれる
1986年京都市立工業試験場修了
2003年エディンバラ・カレッジ・オブ・アート修士課程修了
2010年「DOMANI・明日展」国立新美術館 (東京)
2013年「New Blue & White」ボストン美術館 (ボストン, アメリカ)
2017年個展「-手の思想-」何必館・京都現代美術館 (京都)
2019年アジア現代アート展」国立ギメ東洋美術館(パリ,フランス)
2022年個展「Making Waves」ジョーンBマーヴィス ギャラリー(ニューヨーク,アメリカ)

山田 晶 (Yamada Akira)
1959年京都に生まれる
1983年京都府立陶工職業訓練校終了
1984年京都市立工業試験場本科卒業
2012年磁器の表現-青・赤・白-(和光ホール/東京
2013年新時代のやきものへの挑戦(滋賀県立陶芸の森)
2014年京焼歴代展ー継承と展開(京都市立美術館)
2016年伝統と革新ー日本陶芸の今(マイヤーガーデンズ&スカルプチャーパーク)
2017年うつわドラマティック展(滋賀県立陶芸の森)

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