開館25周年記念展Ⅲ「再興院展の立役者 齋藤隆三」茨城県天心記念五浦美術館

開館25周年記念展Ⅲ「再興院展の立役者 齋藤隆三」茨城県天心記念五浦美術館

名称:開館25周年記念展Ⅲ「再興院展の立役者 齋藤隆三」茨城県天心記念五浦美術館
会期:令和4年10月8日(土)~11月27日(日)
休館日:月曜日 ただし10月10日(月・祝)は開館、翌10月11日(火)は休館
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
入場料:一般840(730)円/満70歳以上420(360)円/高大生630(520)円/小中生320(210)円
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証等を持参の方および付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料
   ※土曜日は高校生以下無料
   ※10月15日(土)は満70歳以上無料
   ※11月13日(日)県民の日は全ての方が無料
主催:茨城県天心記念五浦美術館
協力:公益財団法人 日本美術院
後援:朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/株式会社茨城放送/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/北茨城市/北茨城市教育委員会/守谷市/守谷市教育委員会
助成:芸術文化振興基金助成事業芸術文化振興基金/公益財団法人 三菱UFJ信託地域文化財団
住所:〒319-1703 茨城県北茨城市 大津町椿2083
TEL.0293-46-5311
URL:茨城県天心記念五浦美術館

開館25周年記念展Ⅲ「再興院展の立役者 齋藤隆三」茨城県天心記念五浦美術館
開館25周年記念展Ⅲ「再興院展の立役者 齋藤隆三」茨城県天心記念五浦美術館

齋藤隆三(さいとう りゅうぞう、1875-1961)は茨城県守谷市出身の歴史家で、郷土・守谷では“博士”の愛称で親しまれています。近世史の研究者であった齋藤は数多くの著作を手がける傍ら、五浦を拠点としていた岡倉天心や横山大観、菱田春草らと交流し、彼らの活動を支援します。特に天心の創始した日本美術院の再興をはかるべく、大正3年(1914)には発起人の一人となり、その後、半世紀近く大観らとともに再興日本美術院の経営に携わりました。
本展は、そのような再興日本美術院の立役者である齋藤にスポットを当て近代日本美術史を改めて振り返る全国初の展覧会です。初公開を含む齋藤旧蔵品を中心に、齋藤と交流のあった大観や小川芋銭、そして再興日本美術院の歴史を彩った作品を紹介しながら、その歩みをたどります。
そのほか、歴史家としての業績や、齋藤の愛した水戸ゆかりの近世絵画等、県ゆかりの古美術との関連についてもあわせて紹介します。

齋藤隆三肖像
齋藤隆三肖像
大観“代表作ならぬ代表作” 横山大観「鶉」大正14年(1925) 水野美術館 ※展示期間:11月1日(火)〜11月27日(日)
大観“代表作ならぬ代表作” 横山大観「鶉」大正14年(1925) 水野美術館
※展示期間:11月1日(火)〜11月27日(日)
清新端正、厳粛な至上美 小林古径「機織」大正15年(1926) 東京国立近代美術館蔵
清新端正、厳粛な至上美 小林古径「機織」大正15年(1926) 東京国立近代美術館蔵
五浦時代の観山“三大傑作”のひとつ 下村観山「大原御幸」(部分)明治41年(1908) 東京国立近代美術館蔵
五浦時代の観山“三大傑作”のひとつ 下村観山「大原御幸」(部分)明治41年(1908) 東京国立近代美術館蔵
齋藤の愛した“大痴”芋銭の世界 小川芋銭「肉案」大正6年(1917) 茨城県近代美術館蔵
齋藤の愛した“大痴”芋銭の世界 小川芋銭「肉案」大正6年(1917) 茨城県近代美術館蔵
海外で紹介された溪仙の逸品 冨田溪仙「淀城」昭和5年(1930) 個人蔵
海外で紹介された溪仙の逸品 冨田溪仙「淀城」昭和5年(1930) 個人蔵
龍子、幻の院展出品作公開 川端龍子「胎蔵」大正12年(1923) 個人蔵
龍子、幻の院展出品作公開 川端龍子「胎蔵」大正12年(1923) 個人蔵
日本美術院の遠足会で小川芋銭らと拝観 「十六羅漢像(第七尊者)」鎌倉時代 金龍寺蔵 ※展示期間:10月8日(土)〜10月30日(日)
日本美術院の遠足会で小川芋銭らと拝観 「十六羅漢像(第七尊者)」鎌倉時代 金龍寺蔵 ※展示期間:10月8日(土)〜10月30日(日)

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