「中﨑透 フィクション・トラベラー」水戸芸術館現代美術ギャラリー

参考図版:中﨑透《Peach Beach, Summer School》2019 撮影:越後谷出

名称:「中﨑透 フィクション・トラベラー」水戸芸術館現代美術ギャラリー
会期:2022年11月5日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 年末年始 12月27日(火)~2023年1月3日(火)
   1月10日(火)
   ※ただし1月9日(月・祝)は開館
観覧料:一般 900円
   団体(20名以上)700円
   高校生以下/70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
   ※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です
   ※1年間有効フリーパス→「年間パス」2,000円
   学生とシニアのための特別割引デー「First Friday」
   →学生証をお持ちの方と65~69歳の方は、毎月第一金曜日(12月2日、1月6日)100円
住所:〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL:029-227-8111
URL:水戸芸術館現代美術ギャラリー

中﨑透《color or white》2007 撮影:柳場大
中﨑透《color or white》2007 撮影:柳場大
中﨑透「Poolside Snowman」展示風景 2021 撮影:門間友佑
中﨑透「Poolside Snowman」展示風景 2021 撮影:門間友佑
中﨑透《Beauty is in the eye of the beholder》2021 撮影:柳場大
中﨑透《Beauty is in the eye of the beholder》2021 撮影:柳場大
中﨑透《welcome girl》2020 撮影:大谷健二
中﨑透《welcome girl》2020 撮影:大谷健二
中﨑透《地雷注意!》2002 撮影:柳場大
中﨑透《地雷注意!》2002 撮影:柳場大

本展は、ズレをテーマにゆるやかな手法で多様な作品を制作する、美術家・中﨑透による美術館初の大規模個展です。中﨑が近年展開する、インタビューをもとにした文学的インスタレーションに着目し、水戸および水戸芸術館を読み解く最新作を発表するとともに、代表作を含む旧作も取り上げ、中﨑透の全貌を紹介します。
1976年、水戸に生まれた中﨑は高校時代に水戸芸術館 現代美術ギャラリーの活動に出会い、美術家を志す道に進みました。以来、鑑賞者として同館の企画展に触れ、2007年に水戸に拠点を移してからは美術家としても同館の活動に携わるようになりました。
本展では、中﨑の出身地である水戸と中﨑にとって最も身近な美術館である同館をモチーフに、当地および同館にまつわる「もうひとつの物語」を、インタビューとリサーチを通して独自の視点から浮かび上がらせます。また、看板をモチーフとした初期作から、絵画やドローイング、過去のインスタレーションの再構成、カラーアクリルと蛍光灯による近年の立体作品まで、新旧の作品を織り交ぜることで中﨑の活動の軌跡をたどります。
生い立ちから現代美術との出会い、そして美術家として活動する今へ―自叙伝的な色合いをも帯びた、出身地ならではの記念碑的な個展といえるでしょう。
◆ 中﨑透(なかざき・とおる)
美術家。1976年茨城県水戸市生まれ。同地を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程満期単位取得退学。言葉やイメージといった共通認識の中に生じるズレをテーマに自然体でゆるやかな手法を用いて、看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど様々な形式で制作を展開している。個人としての活動に加え、2006年にアーティスト・ユニットNadegata Instant Partyを結成、2007年にはオルタナティブ・スペース「遊戯室(中﨑透+遠藤水城)」を設立。「プロジェクトFUKUSHIMA!」では2011年発足当初より主に美術部門のディレクションを担う。

参考図版:中﨑透《Peach Beach, Summer School》2019 撮影:越後谷出
参考図版:中﨑透《Peach Beach, Summer School》2019 撮影:越後谷出

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