新・今日の作家展2022「世界をとりとめる New “Artists Today” Exhibition 2022: We Catch the World」横浜市民ギャラリー

新・今日の作家展2022「世界をとりとめる New “Artists Today” Exhibition 2022: We Catch the World」横浜市民ギャラリー

名称:新・今日の作家展2022「世界をとりとめる New “Artists Today” Exhibition 2022: We Catch the World」横浜市民ギャラリー
会期:2022年9月17日[土] 〜 10月10日[月・祝]
開場時間:10:00〜18:00 (入場は17:30まで)
休館日:会期中無休
入場料:入場無料
会場:横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
住所:〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1
TEL:045-315-2828
URL:横浜市民ギャラリー

新・今日の作家展2022「世界をとりとめる New “Artists Today” Exhibition 2022: We Catch the World」横浜市民ギャラリー
新・今日の作家展2022「世界をとりとめる New “Artists Today” Exhibition 2022: We Catch the World」横浜市民ギャラリー

「新・今日の作家展」は、横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたり開催した「今日の作家展」を継承し、同時代の作家の作品を紹介することでその表現を考察しています。
今年の副題は「世界をとりとめる」です。世界とは、地球上のすべての国家や地域を指すとともに、自分が認識している社会や世の中、また自分が自由にできる特定の範囲も意味します。いずれの意においても、世界の成立にはそれを認識する自分という主体が不可欠な一方で、自分自身がその構成要素の一つであるといえます。そして、世界は時とともに移ろい変化し続けています。本展では、そのような世界のひと時に眼を向け、制作する3名の作家を紹介します。
詩人の大崎清夏は、平易かつ印象的なことばを用い、自身の体験や思いを反映しながらも、読み手個々に情景や記憶を喚起させるような作品を発表しています。小林達也は、描く行為の中で生まれる色面や形象から受ける自身の内面の動きを画面に還元し、カゼインテンペラやアクリル絵具等を用いて絵画を制作しています。日本画材で制作する古山結は、矩形にとらわれない支持体の制作や描写、時に絵具を削り取る行為等を通じて日々の物事や出来事を整理するように表します。彼らの作品に接し何等かの揺動を得ることが、私たち自身の世界の再認識へと繋がるかもしれません。

《I/O》2021年/インスタレーション:毛利悠子/詩:大崎清夏/映像:玄宇民 (c) Yuko Mohri / Photo by Kenshu Shintsubo
《I/O》2021年/インスタレーション:毛利悠子/詩:大崎清夏/映像:玄宇民 (c) Yuko Mohri / Photo by Kenshu Shintsubo
大崎清夏《パサージュ》2021年/アクリル板、カッティングシート、木材/デザイン協力:Cat
大崎清夏《パサージュ》2021年/アクリル板、カッティングシート、木材/デザイン協力:Cat
小林達也《星がある》2021年/パネルに寒冷紗、建材パテ、カゼインテンペラ、アクリル、クレヨン、色鉛筆/272.0×362.0㎝
小林達也《星がある》2021年/パネルに寒冷紗、建材パテ、カゼインテンペラ、アクリル、クレヨン、色鉛筆/272.0×362.0㎝
小林達也《大きな線 もしくは星》2021年/パネルに寒冷紗、建材パテ、カゼインテンペラ、アクリル、鉛筆、色鉛筆、マジック、クレヨン/272.0×240.0㎝
小林達也《大きな線 もしくは星》2021年/パネルに寒冷紗、建材パテ、カゼインテンペラ、アクリル、鉛筆、色鉛筆、マジック、クレヨン/272.0×240.0㎝
古山結《唄い群れ》2022年/木製パネル、和紙、岩絵具、水干絵具、膠/130.3×130.3㎝
古山結《唄い群れ》2022年/木製パネル、和紙、岩絵具、水干絵具、膠/130.3×130.3㎝
古山結《探さないでください》2022年/木製パネル、下地材、岩絵具、水干絵具、膠/23.7×23.7㎝
古山結《探さないでください》2022年/木製パネル、下地材、岩絵具、水干絵具、膠/23.7×23.7㎝

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