山梨アートプロジェクト2022「諏訪綾子 TALISMAN in the woods 内臓であじわう循環のテイスト」山梨県立美術館

山梨アートプロジェクト2022「諏訪綾子 TALISMAN in the woods 内臓であじわう循環のテイスト」山梨県立美術館

名称:山梨アートプロジェクト2022「諏訪綾子 TALISMAN in the woods 内臓であじわう循環のテイスト」山梨県立美術館
会期:2022年10月8日(土)~10月30日(日)
会場:芸術の森公園内の茶室「素心菴」、山梨県立美術館エントランス「ギャラリー・エコー」
観覧料:無料
住所:〒400-0065山梨県甲府市貢川1-4-27
TEL:055-228-3322
URL:山梨県立美術館

山梨アートプロジェクト2022「諏訪綾子 TALISMAN in the woods 内臓であじわう循環のテイスト」山梨県立美術館
山梨アートプロジェクト2022「諏訪綾子 TALISMAN in the woods 内臓であじわう循環のテイスト」山梨県立美術館

 国際的に活躍するアーティスト・諏訪綾子を招聘し、杉や檜の枝葉を束ねた作品《タリスマン》をとおして、循環をあじわう体験へと誘います。
《山梨アートプロジェクトとは》
 「山梨アートプロジェクト」とは、アーティストが作品制作をとおして「山梨」の新たな解釈を行い、アートを介した美術館と地域の繋がりの創出を目的とした事業です。一つのプロジェクトは2ヵ年度にわたって行われ、1年度目には、国内外で活躍する山梨ゆかりのアーティストを招聘、2年度目には1年度目に扱ったテーマを受けて展開するアートプロジェクトを募集し、選考されたプランに基づき、アーティストが制作・公開を行います。
《2022年度はアーティスト・諏訪綾子を招聘》
 今年度は食を表現媒体として扱い、新たな問いや発見をもたらす作品で国際的に活躍するアーティストの諏訪綾子を招聘します。諏訪は2019年より山梨県道志村の森の中にアトリエを構えています。2020年、諏訪は林業では活用されることのなかった杉や檜の枝葉を束ねた《タリスマン》(「お守り」や「魔除け」を意味する)という作品を制作し始めます。本展では諏訪と森に関わる人々で《タリスマン》を制作し、当館が位置する芸術の森公園内の茶室「素心菴」に展示、循環をあじわう体験へと誘います。アートをとおして県内の森に親しむ、重層的なアートプロジェクトです。

 諏訪綾子(1976~)は石川県出身の現代アーティストで、金沢美術工芸大学卒業後、2006年よりfood creationの活動を開始。食にまつわるパフォーミングアートやインスタレーション作品を発表する。東京、福岡、シンガポール、パリ、香港、台北、ベルリン、バルセロナなどでは神出鬼没の「ゲリラレストラン」やあじわうことで旅をするダイニング・エクスペリエンス「Journey on the table」を開催する。2008年には金沢21世紀美術館で初個展「食欲のデザイン展 感覚であじわう感情のテイスト」、2020年には「記憶の珍味 諏訪綾子展」を資生堂ギャラリーで開催する他、2019年には「Journey on the Tongue」がEUとアルスエレクトロニカの賞「STARTS Prize」に選定されるなど、国内外で高い評価を得ている。2019年からは山梨県道志村にアトリエを構え、そこで得た自然からのインスピレーションをもとに新たな表現に取り組んでいる。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「法然と極楽浄土」東京国立博物館
  2. 井上安治生誕160年記念「情景の絵師がみつめたModern times ガス燈ともる東京風景」展 ガスミュージアム
  3. 「茶の湯の美学―利休・織部・遠州の茶道具―」三井記念美術館
ページ上部へ戻る