名称:「光の芸術家 ゆるかわふうの世界 宇宙(そら)の記憶」そごう美術館
会期:2022年11月12日(土)〜2022年12月25日(日)
会場:そごう美術館
時間:10:00〜20:00 (最終入場時間 19:30)
※そごう横浜店の営業時間に準じます
※企画展の最終日など閉館時間が早まる場合があります
休館日:会期中無休
観覧料:【事前予約不要】
一般 1,200円(1,000円)
大学・高校生 1,000円(800円)
中学生以下 無料
※( )内は前売および以下を提示の方の料金です
住所:住所:〒220-8510神奈川県横浜市西区高島2-18-1そごう横浜店6階
TEL:045-465-5515
URL:そごう美術館(そごう横浜店 6階)
「ゆるかわふう」によって考案された世界初のオリジナル技法「光彫り」の作品は、建築物の内側に使われる発泡断熱材を使用して制作されます。断熱材の背後からLED照明を当て、表面を金属ブラシで削ったり、半田ごてやシンナーで溶かしたりして凹凸をつけ、その彫り具合で濃淡を作り、光と陰影を表現します。
壁や床の中に埋め込まれ普段目にすることのない断熱材ですが、東京藝術大学で建築を学んだ「ゆるかわふう」にとっては、建築模型を作るための材料として身近なものでした。ある時、断熱材の背後から白い光を当ててみたところ、浮かび上がった美しく鮮やかな「青」が、趣味のダイビングで魅せられていた海中の「青」に重なりました。絵の具ではできない透明感のある奥行きが表現できるこの画材と技法の発見により、唯一無二の「光彫り」は誕生したのです。さらに昨年より「光彫り」を不透明なアクリルでカバーし、その光のトーンを靄がかかったようにぼかした新シリーズを発表。「光彫り」の探求は続いています。
本展では、高さ約1.8m、幅約5mの大作をはじめ、新シリーズの作品、横浜初出品の新作を含めた約30点を展示いたします。暗い会場の中で浮かび上がる光。「光彫り」によって描き出された美しく輝く海や空、生き物や風景。画面の中に思わず引き込まれ、一瞬にして心が異空間へと導かれるでしょう。「ゆるかわふう」の創り出す幻想的な光の世界をぜひご堪能ください。
◆ ゆるかわふう 作家プロフィール
発泡断熱材「スタイロフォーム」を使用した世界初のオリジナル技法「光彫り」を考案。絵画でも彫刻でも映像でもない新ジャンルアートのパイオニアとして注目されている。神奈川県湯河原町を拠点に作品を制作。日本テレビ「ヒルナンデス」、読売テレビ「ミヤネ屋」 、NHK「おはよう日本」、フジテレビ「めざましテレビ」など、テレビ出演多数。
1980年大阪府出身。東京藝術大学美術学部建築科卒業、同大学院芸術学(美術解剖学)修了、同大学院美術研究科教育研究助手を経て現在に至る。
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