2022年度 秋季企画展「近代の和歌と書」旧多摩聖蹟記念館

2022年度 秋季企画展「近代の和歌と書」旧多摩聖蹟記念館

名称:2022年度 秋季企画展「近代の和歌と書」旧多摩聖蹟記念館
会期:2022年10月1日(土)〜11月20日(日)
開館時間:10:00~16:00
料金:無料
休館日:毎週月・水曜日(祝日の場合は翌平日)
会場:旧多摩聖蹟記念館
住所:〒2060021 東京都多摩市連光寺5-1-1 都立桜ヶ丘公園内
TEL:042-3370-900
URL:旧多摩聖蹟記念館

田中光顕「和歌色紙」( 昭和9年、多摩市教育委員会蔵)
田中光顕「和歌色紙」( 昭和9年、多摩市教育委員会蔵)

 近代には、現在よりもさかんに和歌が詠まれていました。明治天皇や昭憲皇太后も和歌を好み、特に明治天皇は生涯を通じて約9万3千首もの和歌を詠んだことで知られています。明治天皇は、連光寺への行幸に際しても和歌を詠んでおり、都立桜ヶ丘公園内には「明治天皇御製・昭憲皇太后御歌碑」も建てられています。
 近代において、宮中の和歌文化を支えていたのは御歌所です。明治21年(1888)に設置されたのち、歌会始の運営や和歌に関わる諸事務を司りました。御歌所に所属していた歌人たちは、和歌のみならず書にも優れ、多くの弟子を輩出しています。
 本展では、御歌所の歌人たちに注目して、「近代の和歌と書」の世界を紹介します。さらに、当館の設立者である田中光顕のほか、東久世通禧、山本行範など近代に活躍した人びとの書も併せて展示します。

岩倉具視「和歌『百千草』二首」 (年不明、多摩市教育委員会蔵)
岩倉具視「和歌『百千草』二首」 (年不明、多摩市教育委員会蔵)
大口周魚「寄松祝」(明治27年、富澤家文書・多摩市教育委員会保管)
大口周魚「寄松祝」(明治27年、富澤家文書・多摩市教育委員会保管)

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