「美人画開花 培広庵コレクション展」丹波市立植野記念美術館

「美人画開花 培広庵コレクション展」丹波市立植野記念美術館

名称:「美人画開花 培広庵コレクション展」丹波市立植野記念美術館
会期:令和4年9月17日(土曜日)~11月6日(日曜日)
休館日:月曜日(但し、9月19日[月・祝]10月10日[月・祝]は開館、翌火曜が休館)​
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般 600円(500円)
    大学・高校生 300円(200円)
    小・中学生 (150円 100円)
    註:()団体料金(20名以上)
住所:〒669-3603兵庫県丹波市氷上町西中615-4
TEL:0795-82-5945
URL:丹波市立植野記念美術館

「美人画開花 培広庵コレクション展」丹波市立植野記念美術館
「美人画開花 培広庵コレクション展」丹波市立植野記念美術館

 培広庵(ばいこうあん)氏が親子二代にわたって蒐集してきた近代の美人画コレクションを丹波市で初公開します。培広庵コレクションは、明治から昭和にかけて活躍した日本画家による作品約130点から構成されています。その収蔵作家は京都に拠点を置いて活躍した上村松園(うえむらしょうえん)をはじめ東京の鏑木清方(かぶらぎきよかた)、大阪の島成園(しませいえん)などおよそ60名に及びます。本展ではコレクション中の人気作品、上村松園による掛軸《桜可里能図(さくらかりのず)》や竹久夢二(たけひさゆめじ)の屏風《投扇興》など約70作品を取り上げ、明治から昭和それぞれの時代の好みや流行を反映した人物やファッションの表現をご紹介します。
 美人画は中世末の風俗画にその源をもつとされ、江戸時代の浮世絵において人気のジャンルとして定着し、多くの人に愛されてきました。その後、明治から大正、昭和にかけて浮世絵の伝統をふまえた作品から退廃的なデカダンスの雰囲気を帯びた作品まで、多様性に富んだ作品が生み出されました。描かれた人物の容貌や髪型、着物や姿勢などからその時代ごとの風俗や価値観を感じていただけるように、本展では流派や時代ごとにグループ分けして展示します。東京画壇、京都画壇そして大阪画壇など作家の活動地域ごとに少しずつ異なる作風や、国画創作協会など大正期の「でろり」とした女性の表現など、地域ごとの特色や作家の個性を見比べてお楽しみください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「オダイバ恐竜博覧会2024」フジテレビ本社屋
  2. 「カイつまんで、ヒモときます。 ~しな水の貝展~」しながわ水族館
  3. 「アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐」PARCO MUSEUM TOKYO
ページ上部へ戻る