名称:秋季特別展「文明をつなぐもの 中央アジア」MIHO MUSEUM
会期:2022年9月3日 – 2022年12月11日
休館日:月曜日(祝日の場合は各翌平日)
入館料:一般:1,300円
高・大生:1,000円
中学生以下:無料
障がい者手帳をお持ちの方:無料(介添1名は200円割引)
※この料金で、北館の特別展と南館の世界の古代美術コレクションを含めたすべての展示をご覧いただけます。
会場:北館(南館の展示もご覧いただけます。)
住所:〒529-1814滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
TEL:0748-82-3411
URL:MIHO MUSEUM
古来、中央アジアやイランの山岳地域はメソポタミア神話からもうかがわれる貴金属貴石の産地であり、その鉱物資源の長距離交易は、インダス文明・メソポタミア文明・エジプト文明をつなぐものでした。
古代の中央アジアの文明は、オクサス文明とも呼ばれます。北方からそこを通り南下したイラン系民族は、彼らの精神文明を吸収し、後にゾロアスター教と呼ばれる拝火教に発展させたと考えられています。そしてやがてエジプトから中央アジアまでを包括する世界帝国、アケメネス朝ペルシアを樹立しました。
本展は中央アジアとその周辺の青銅器時代の精神世界からひもとき、イラン民族による西アジア広域の精神世界の転換を概観します。そして中世初期にいわゆるシルクロード交易の主役に躍り出た中央アジアのイラン系ソグド人が、東アジア・内奥アジアに残した足跡を辿ろうとするものです。
本展はソグド人の精神世界の源流を中央アジア・東イランの青銅器時代からひもとき、彼らの本土における芸術と中国、内奥アジアに残した軌跡を、約80件(約100点)で辿ります。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。