特別展「ほとけドレスコード」佛教大学宗教文化ミュージアム

特別展「ほとけドレスコード」佛教大学宗教文化ミュージアム

名称:特別展「ほとけドレスコード」佛教大学宗教文化ミュージアム
会期:2022年10月29日(土)~12月10日(土)
会場:佛教大学宗教文化ミュージアム
開館時間:10:00~17:30(入館17時まで)
休館日:月曜日
住所:〒616-8306 京都府京都市右京区嵯峨広沢西裏町5-26
TEL:075-873-3115
URL:佛教大学宗教文化ミュージアム

特別展「ほとけドレスコード」佛教大学宗教文化ミュージアム
特別展「ほとけドレスコード」佛教大学宗教文化ミュージアム

如来が着装する袈裟には、両肩を覆う「通肩」、左肩のみを覆って右肩を露わにする「偏袒右肩」などの着法が知られる。さらに仏尊/仏像を広く見わたせば、衣の種類や着法は実にヴァリエーションに富んでいる。しかしながら、どのような「衣」を着けているのか、どのように「衣」を纏っているのか、何枚の「衣」を重ねているのか、明瞭に判別し難いことも多い。それは、例えばインナーにあたる衣が彫刻や絵画では見えない(見えにくい/造形されない)ことに一因するだろう。また、同種の尊格であっても、図像的に定められた服制がある一方、TPOに応じて装いを変えることがある。
煌びやかに彩られた衣、美しいドレープ、優雅ともいうべき着こなしなど、表現上の個性が重なり、仏像を拝観する際には見どころのひとつともなる。そのような思想的な意義と表現上の魅力を複眼的に捉えながら、「ほとけのドレスコード」を読み解き、宗教文化に親しむための展覧会。は、いかが?

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