名称:企画展「マン・レイと女性たち Man Ray and the Women」神奈川県立近代美術館 葉山館
会期:2022年10月22日(土)〜2023年1月22日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
展示室:展示室1、2、3a
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 2022年12月29日~2023年1月3日
※ただし、1月9日(月)は開館
観覧料:一般 1,200円
20歳未満・学生 1,050円
65歳以上 600円
高校生 100円
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です
※「マン・レイと女性たち」展の観覧券で、同日に限りコレクション展「内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している 2022」を観覧できます
住所:〒240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
TEL:046-875-2800
URL:神奈川県立近代美術館 葉山
20世紀を代表する芸術家マン・レイ(1890–1976)。絵画やオブジェ、映画などジャンルを超えて活躍した彼は、1920年代~30年代に成熟期を迎えつつあった写真という新しいメディアの可能性を追求しました。
ウクライナとベラルーシ出身のユダヤ系の両親のもと、ニューヨークで生まれ、画家を志した20代から本名のエマニュエル・ラドニツキーを改め、「マン・レイ」と名乗るようになります。既存の価値観を破壊するダダの洗礼を受け、1921年にパリに移り、写真スタジオを設けると、自らが参加したシュルレアリスム運動の活動記録や作品写真、恋人や友人たちのポートレート、ファッション写真などを手がけます。多岐にわたるその作風は、レイヨグラフやソラリゼーションのような実験的な技法と相まって、独創的な表現世界を生みだしました。
本展は、とりわけマン・レイのまなざしが捉えた「女性たち」に光を当て、240点余の作品から創作の軌跡を追うものです。ユーモアとエスプリに包まれた自由で豊かなイメージをお楽しみください。
また、企画展「マン・レイと女性たち」に際し、神奈川県立近代美術館 独自の小展示として「マン・レイと日本」を特集します。
マン・レイの幅広い活動は、彼がニューヨークからパリに移った1920年代後半から 日本でも紹介され、戦前の前衛芸術家たちに影響を与えました。
本展では、戦前、日本のシュルレアリスム運動を牽引した詩人、批評家の瀧口修造(1903-1979)や山中散生(ちるう、1905-1977)が海外のシュルレアリストと交わした書簡、写真、書籍などの資料を展覧し、日本におけるマン・レイの受容の一端を辿ると同時に、戦後、マン・レイのモデルもつとめた彫刻家の宮脇愛子(1929-2014)もご紹介します。 合わせてお楽しみください。
※小展示「マン・レイと日本」は展示室4で開催
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