「paysage」渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3

「paysage」渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3

名称:「paysage」渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3
会期:2022年10月25日(火) – 2022年10月31日(月)
時間:11:00 – 20:00
会場:CUBE 1, 2, 3
料金:無料
住所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 8F
URL:渋谷ヒカリエ 8/ CUBE 1, 2, 3

今回の「@TORIGOE」企画は3名の絵画展示となります。ひたすらに絵画を志向し、練り上げてきた3名の成果をご高覧頂ければ幸いです。
 今回の展示名である「paysage」は仏語で、「景色・風景」を意味します。私達はこの世界で同じ時間・空間を共有しているとされていますが、個人の目に映るその「風景」は、どれ一つとして同じものはありません。その人の人生や環境、その時の感情によって様々な様相を呈します。今回「paysage」には単なる「風景」ではなく、そのような個人の「精神性が内在化した風景」という意味を込めました。またその「paysage」をいかに他者に伝えていくか、その力が「表現力」だと思っています。
私は樹木が連なる絵画を制作しており、樹木の持つ、空に突き刺さるような枝の鋭さ、大地に深く根差した幹・根の、静かな力強さに惹かれています。そんな私の「paysage」が皆さんに少しでも伝われば幸いです。波多野 武

 今回の展示[paysage△]は、3 人による展示ですが私個人の制作や美術に対する考えを少し書いていきます。
そもそも美術や絵画に対して文章を書くこと自体あまり好きではありません。美術は言語化できない感覚や感性、感情などの領域のものを造形化することにより視覚化や体験することを表現出来ることこそが私は良さだと考えているので言語化してしまうと美術に対して自由な見方や捉え方が逆に受け手や自分自身も制限されるのではないかと危惧してしまうからです。
今回の展示で私はほぼ風景(paysage)の絵ですが人によって同じ風景を観ても受ける感じ方は様々であり人間の共通部分の感覚と個々それぞれの感性の違いによる3人の視点による[paysage△]という今回の展示に足を運んで頂いた方々の心の琴線に触れ日々を生きる糧になれば幸いです。青山 拓磨

 作品を並べてみて気づくことがある。その性質の違いである。その時の感情で持って描かれているためもあるが、私自身の性質も大きく影響を与えていると最近わかってきた。
心のままに思いついたアイディアを形にしていった結果こうなった。この作品群にはその場その時の私の感情が表れているように思う。
どの作品もコンセプトを捻らず、その時の自身が渇望するものを素直にその時の自分のために描き残した作品群である。私の性質上、一つのことを突き詰めることができず、感情で行動を起こしてしまうため、作品の性質をまとめきれなかったことで、鑑賞者に作品世界の理解を難しくしてしまったことを申し訳なく思う。
捻りのない個人的な作品ばかりだが、観る人の心に少しでも火が灯れば大成功である。

波多野武(Takeshi Hatano)
1985年 鳥取県生まれ
2011年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
■主な展覧会など
2010年  DANRYU SAKKA EXHIBITION(池袋画廊)
2012年  第30回上野の森美術大賞展 入選
2013年 三人展 目黒区美術館市民ギャラリー
2015年 Big Art Masters トリプルエマージェンシー(浅草橋@TORIGOE)
2018年 @TORIGOE@第7ビル展(銀座第7ビルギャラリー)
2015年 Big Art Masters トリプルエマージェンシー(浅草橋@TORIGOE)
2019年 アトリゴエ exhibition(アトリエ第Q藝術)
2019年 アートまつり 「カラくり⁉」 主催(アトリエ第Q藝術)
2017年  第30回上野の森美術大賞展 入選
2018年 @TORIGOE@第7ビル展(銀座第7ビルギャラリー)
2019年 アトリゴエ exhibition(アトリエ第Q藝術)
2019年 アートまつり 「カラくり⁉」 主催(アトリエ第Q藝術)

青山拓磨(Aoyama Takuma)
1984年  栃木県生まれ
2006年  グループ展(銀座KEY gallrly)
2009年  武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
■主な展覧会など
2010年  DANRYU SAKKA EXHIBITION(池袋画廊)
2012年  第30回上野の森美術大賞展 入選
2012年  Day by Day 三人展 (浅草橋@TORIGOE)
2013年 六人展 群像のかたち(銀座金春ビルこんぱる)

阿部峻(Syun Abe)
1985年 宮城県生まれ
2012年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
■主な展覧会など
2010年  DANRYU SAKKA EXHIBITION(池袋画廊)
2012年  第30回上野の森美術大賞展 入選
2013年 三人展 目黒区美術館市民ギャラリー
2013年 六人展 群像のかたち(銀座金春ビルこんぱる)
2015年 Big Art Masters トリプルエマージェンシー(浅草橋@TORIGOE)
2018年 @TORIGOE@第7ビル展(銀座第7ビルギャラリー)
2019年 アトリゴエ exhibition(アトリエ第Q藝術)
2019年 アートまつり 「カラくり⁉」 主催(アトリエ第Q藝術)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「FUTATABI 2022-2024 / 105COLLECTION 1」105Ma GALLERY
  2. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  3. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
ページ上部へ戻る