「テストピース ~感性とサイエンスが繋ぐものづくり~」京都伝統産業ミュージアム

「テストピース ~感性とサイエンスが繋ぐものづくり~」京都伝統産業ミュージアム

名称:「テストピース ~感性とサイエンスが繋ぐものづくり~」京都伝統産業ミュージアム
会期:2022年11月01日(火) 〜 2022年11月13日(日)
会場:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:無休
料金:無料
住所:〒606-8343京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館「みやこめっせ」B1F
TEL:075-762-2670
URL:京都伝統産業ミュージアム

京都市産業技術研究所(産技研)の釉薬研究とそれを学ぶ京焼・清水焼の若手職人たちのものづくりへの挑戦を紹介する展覧会です。
陶磁器の世界では、素地自体の色や素地だけでは得られない表情や色による加飾を「釉薬(ゆうやく)」といわれる表面のガラス層によって表現します。「テストピース」とはその見本となるものです。それらは多種多様であり、テストピースを基に商品開発がなされています。
産技研は、これらのテストピースを約30万個保有しており、その中には産技研が京焼・清水焼のために独自に開発した、有害な鉛を含まない京無鉛上絵具もあります。本展では、通常一般には非公開となっている多種多様な「テストピース」を紹介。併せて、産技研で陶磁器コースを修了した高地佐代子・廣田亜沙子・藤原芙由美の3名の作家による作品を展示します。作家の「感性」と共に研究所で学んだ「科学」の融合、習得した知識・技術を活かした“ものづくり”のリアルと魅力をご覧ください。
※展示作品については販売を行います。また、出展作家をはじめとする伝統産業の担い手たちによる作品の販売をミュージアムショップにて行います。展覧会と併せてご覧ください。(2022/11/1~2023/3/31の期間中には、オンラインショップ「MOCAD ONLINE SHOP」の特設ページでも商品販売を行います)
※会期中、11/3(木・祝)と11/6(日)には作家による実演を行います。ぜひご高覧ください。
出展作家
高地佐代子
大阪芸術大学芸術学部工芸学科染織コース 卒業。その後、京都府立陶工高等技術専門校やきもの成形科 修了。手描友禅工房や製陶所での勤務を経て京都を中心に製作活動中。
廣田亜沙子
京都精華大学芸術学部陶芸コース 卒業。その後、京焼陶芸家・三代目 澤村陶哉氏に弟子入り。京都府立陶工高等技術専門校図案科コース 修了。現在、京都にある共同工房にて製作活動中。
藤原芙由美
京都精華大学芸術学部造形学科陶芸専攻 卒業。その後、京都府立陶工高等技術専門校成形科 修了。清水焼窯元・丈夫窯の加藤丈尋氏に師事を経て、芙蓉窯せらみ屋を開窯。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  2. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
  3. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
ページ上部へ戻る