アート・アーカイヴ資料展ⅩⅩⅢ「 槇文彦と慶應義塾Ⅱ:建築のあいだをデザインする」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
名称:アート・アーカイヴ資料展ⅩⅩⅢ「 槇文彦と慶應義塾Ⅱ:建築のあいだをデザインする」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
会期:2022年10月3日 (月) – 12月16日 (金)
月曜〜金曜、11:00–18:00
休館日:土・日・祝
場所:慶應義塾大学アート・スペース
費用:入場無料
住所:〒108-8345東京都港区三田2-15-45
TEL:03-5427-1621
URL:慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
2020年度に開催した「アート・アーカイヴ資料展XXI 槇文彦と慶應義塾I:反響するモダニズム」に続き、慶應義塾に存在する槇文彦による建築の意義を問う展覧会シリーズの第2回展。今回は槇がキャンパス全体のグランドデザインから一貫して関わり続けた、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)を取り上げる。
槇はかねてより個々の建築物が関係することで生み出される全体の効果について探求しており、その中でも共通の因子を持つ建築物が連関することで全体のフレームを形成する「群造形」を提唱していた。建築物同士の関係性を重視したこの思想を槇は各所で試みていたが、何もないところから全てを作り上げる必要があったSFCの整備計画は、それを巨大な規模で実践する格好の機会であった。本展覧会ではこうした点に着目し、群造形という概念をキャンパスの生成に用いることで、槇がどのような環境を創出したのかを探っていく。
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