売薬資料館企画展「養立湯-河童を助けて授かった薬 針原五香-」富山市民俗民芸村
名称:「養立湯-河童を助けて授かった薬 針原五香-」富山市民俗民芸村
期間:令和4年10月15日(土)~ 11月30日(水)
場所:売薬資料館 本館の一部 別館旧密田家土蔵1階 展示室
開館時間:午前9時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
住所:〒930-0881富山県富山市安養坊1118-1
TEL:076-433-8270
URL:富山市民俗民芸村
「養立湯」は針原中村の堀内家に伝来した薬です。江戸時代後期より農業の傍ら薬製造・販売を行ったとみられ、昭和初期頃まで続けて作っていたようです。
その薬には、河童にちなむ昔話が伝わっています。当主の与次右衛門が、馬を傷つけた河童を放してやった日、夢の中に神農様が現れ薬の製法を授けられた、というものです。その時の河童を象ったという石像も残っています。
当館に寄附された堀内家の文書資料、製薬用具などから養立湯についてご紹介します。また養立湯は、針原五香・中村五香とも称し、五香湯という薬を基礎に作られたとみられるため、養立湯と五香湯との関連にも触れます。
河童が登場する昔話とともに、実際の家伝薬「養立湯」や、売薬の歴史について、より深く知っていただく機会となれば幸いです。
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