特別企画展「明清の美―15~20世紀中国の美術―」大和文華館

特別企画展「明清の美―15~20世紀中国の美術―」大和文華館

名称:特別企画展「明清の美―15~20世紀中国の美術―」大和文華館
会期:2022年11月18日(金)~ 12月25日(日)
※会期中展示替あり。
   前期:11月18日(金)~ 12月4日(日)、
   後期:12月6日(火)~ 12月25日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
入館料:一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料
   ※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
   ※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
住所:〒631-0034奈良県奈良市学園南1-11-6
TEL:0742-45-0544
URL:大和文華館

花鳥図 明(16世紀)大和文華館蔵
花鳥図 明(16世紀)大和文華館蔵

漢民族が興した王朝である明(1368~1644)、それに続く女真族(満州族)の王朝である清(1616~1912)は、いずれも長い歴史に育まれた中国の伝統を継承しつつ、経済発展を背景に、宮廷や知識人、民衆などの様々な層で、多彩で華やかな芸術文化が栄えました。 
そして交易などによって、明清の文物と人が他国に渡り、それぞれの国に新たな表現技法をもたらしたことも知られます。日本においては、沈詮(しんせん)ら来舶清人が描く迫真的な花鳥動物画、琉球では、清代の福州(現在の福建省)で画を学んだ山口宗季(やまぐちそうき)などが挙げられるでしょう。
本展観では、大和文華館の収蔵品を中心として、主に15世紀~20世紀初頭における明清中国の多彩な美術を紹介します。更に同時代の琉球を始めとする、中国と関わりをもった国々の作品も展示します。東アジアにおける文化交流史をお楽しみください。

山水長巻(部分) 龔賢筆 清(17世紀)泉屋博古館蔵
山水長巻(部分) 龔賢筆 清(17世紀)泉屋博古館蔵
閻相師像 伝郎世寧筆 清・乾隆25年(1760)賛 大和文華館蔵
閻相師像 伝郎世寧筆 清・乾隆25年(1760)賛 大和文華館蔵
梅花牡丹小禽図 孫億筆 中国・乾隆49年(1710)大和文華館蔵
梅花牡丹小禽図 孫億筆 中国・乾隆49年(1710)大和文華館蔵
菊石図 呉昌碩筆 中華民国・中華民国3年(1914)兵庫県立美術館蔵(梅舒適コレクション)
菊石図 呉昌碩筆 中華民国・中華民国3年(1914)兵庫県立美術館蔵(梅舒適コレクション)
秋渓群馬図 沈銓筆 清・乾隆2年(1737)大和文華館蔵
秋渓群馬図 沈銓筆 清・乾隆2年(1737)大和文華館蔵

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