「近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝12 宮廷行事と宸翰和歌懐紙」京都府京都文化博物館
名称:「近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝12 宮廷行事と宸翰和歌懐紙」京都府京都文化博物館
会期:2022年10月8日(土)~12月4日(日)
前期:10月8日(土)~11月6日(日)
後期:11月8日(火)~12月4日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
会場:京都文化博物館2階総合展示室「京の至宝と文化」
開室時間:10:00~19:30(入場は19:00まで)
入場料:一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※総合展示(2階)とフィルムシアター(3階)をご覧いただけます。
(フィルムシアターは催事により有料の場合があります)。
主催:京都府、京都文化博物館
協力:公益財団法人陽明文庫
住所:〒604-8183京都府京都市中京区三条高倉
TEL:075-222-0888
URL:京都府京都文化博物館
京都市右京区に所在する公益財団法人陽明文庫には、平安時代以来の貴重な歴史資料が数多く収蔵されています。陽明文庫は、摂政・関白という朝廷の最高官職に就いた藤原氏五摂家の一つ、近衞家の御蔵を継承した機関で、平安時代から幕末にいたるまでの公家資料の一大宝庫です。
陽明文庫には、わが国の歴史を考える上で欠くことのできない古記録が多数受け継がれていますが、そのなかで最も重要なものの一つが、平安時代に栄華を極めた藤原道長の日記「御堂関白記」です。この「御堂関白記」をひもとくと、政治家としての道長が参加した宮廷行事の記録や、和漢の歌会に関する記事が目に留まります。また、道長に続く歴代当主も、様々な行事の様子をその日記に書き留めました。
今回の展示では、陽明文庫に伝わるこれらの古記録に導かれつつ、長い歴史の中で廃絶してしまった行事を描く「年中行事絵巻」や、歌会に際して時の天皇が自ら筆を執った和歌懐紙などを通して、宮廷社会を取り巻く風雅な世界の一端に迫ります。
本展が王朝文化の精髄に触れていただく機会となれば幸いです。
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