白河ノリヨリ「光と青の汽水 – Light Meets Blue -」HRDファインアート

白河ノリヨリ「光と青の汽水 - Light Meets Blue -」HRDファインアート

名称:白河ノリヨリ「光と青の汽水 – Light Meets Blue -」HRDファインアート
会期:2022年11月19日~2023年1月7日
会場:HRDファインアート
時間:木曜日 11:00~15:00
   金・土曜日/11月23日(水・祝) 11:00~19:00
休廊:日・月・火・水曜日/12月31日(土)
   (事前のアポイントにより観覧可能)
住所:〒602-0896 京都市上京区上御霊竪町494-1
TEL:090-9015-6087
URL:HRDファインアート

絵画作家・白河ノリヨリの個展です。HRDファインアートでは2017年以来約6年ぶりの個展となります。
白河の制作の大きな特徴となっているのが、金属の「箔」の使用であり、そこから導かれる「光」の表現です。絵画の技法研究や保存・修復にも深い知見を有し、美術史・材料史的な専門知識に裏付けられた白河の絵画は、東洋においても西洋においても宗教性や装飾性と密接に関わりながら発展してきた「絵画における光の表現」の歴史を踏まえつつも、新たな絵画表現の領域を切り拓こうとする実験性にもあふれています。
展覧会タイトルの「汽水」とは、河川の河口付近、海水と淡水が混ざり合った状態のことを指す言葉であり、豊かな生態系が存在する場所としても知られています。金属箔が反射する光そのものと、地球の根源的な色ともいえるブルーとが調和した、崇高で豊穣な絵画空間を象徴的に表現しています。
今回の展示では、キャンバス作品に加えて、新たな試みとして軸装作品やガラスを用いた立体作品も展示します。平面と立体、光、色彩、物質──多様な視覚体験を生み出す白河ノリヨリの作品を是非ご高覧ください。
「汽水」とは淡水と海水が混ざりあっている状態を指すのだという。
即物的に知覚できる「光」と、胎児が感じる最初の色という説がある「青」。
このふたつが触れて、響き合う地点で表現したい。(白河)

白河ノリヨリ
1969年東京生まれ。1994年東京藝術大学油画専攻卒業。1995年東京藝術大学大学院修了(~’96 研究生、’97~’00非常勤講師)。現在、愛知県在住。
近年の主な個展
2017 「I.L.L.U. of Blue」HRDファインアート(京都)
2018 「Sense of Light… Blue」ギャラリーくさ笛(名古屋)
   「First seen-Blue」岡崎信用金庫資料館(岡崎)
2019 「likely blue」弥栄画廊銀座店(東京)
   「Blue Seen Through]Space O’NewWall(ソウル)
近年の主なグループ展
2012 「砂の城をつくること(あるいは壊すこと)~愛知県立芸術大学のアーティストたち」Next Door Gallery(ソウル)
   「FORMS IN FLUX」Grossman Gallery(ボストン)
   「Gold Experience2 -金鯱によせて」愛知県立芸術大学サテライトギャラリー(名古屋)/旧竹内邸・常懐荘(小牧)
   「NORIYORI SHIRAKAWA+KUNIAKI YAMAMURA」ギャラリー旬(名古屋)
2013 「すくいとられたカタチ」名古屋ボストン美術館(名古屋)
2014 「CUBIC MUSEUM」シルパコーン大学アートセンター(バンコク)
2016 「素材変態」愛知県立芸術大学サテライトギャラリー(名古屋)
   「物質としての絵画」瞻百堂ギャラリー(東京)

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