名称:津上みゆき個展「囁く如く」NADiff a/p/a/r/t
会期:2022年11月23日〜2022年12月18日
会場:NADiff a/p/a/r/t
入場料:無料
開館時間:13-19時 ※12月17日(土)のみ18時閉店
休館日:月曜日、火曜日、水曜日
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
TEL:03-3446-4977
URL:NADiff a/p/a/r/t
この度、NADiff a/p/a/r/tでは、津上みゆきの展覧会 「囁く如く」を開催いたします。
画家・津上みゆきの作品タイトルに冠された“View”という語は、単に眺めや⾵景だけを主題にするのでなく、⾒⽅や観点という広義を意識した制作に取り組んでいることを⽰しています。⽇々おこなうスケッチを通して、⾒て描くことから導かれる眼前という場所性、⼟地の由縁や歴史を踏まえ、津上の⾵景画は過去から現在までの流れる時間をも表現しています。
本展では、NADiff a/p/a/r/tの近隣を流れる都⼼の川の取材を経た⼤型作品群を、地下のギャラリーにて発表。かつての水脈の気配を感じるひっそりとした地下空間で、川をめぐる現在の風景に土地の歴史を重ね合わせた作品群が迫るように鑑賞者を取り囲みます。また1階の書店空間では、貴重な作家のスケッチブックとともに新作のキャンバスや繊細な紙作品、版画⼯房 エディション・ワークスでこれまでに制作してきた全版画作品も展⽰。作家にとってかけがえのないモチーフとなっているアトリエ脇の早咲きの桜の⽊の様々な時を描いた作品を中⼼に、津上の作品を総覧できる貴重な機会となります。
本展はCADAN 有楽町での、津上みゆきの個展「さらさら、ゆく」と同時開催となります。かつて海であったCADAN 有楽町のある⼟地についての丁寧なリサーチに基づき⽣まれた⼤作など、新作約15点を展⽰。⼈の住まう街に古くからある⾃然の⽔脈の今の姿と、⼈の⼿でもたらされた古くは海であった多くの⼈々が⾏きかう都⼼のオフィス街。今を⽣きる私たちそれぞれの⾵景と重ね合わせながら、展⽰空間と作品との関係性をも踏まえた両展を、どうぞご⾼覧ください。
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