「洋画という名の美から美へ」HOKUBU記念絵画館

「洋画という名の美から美へ」HOKUBU記念絵画館

名称:「洋画という名の美から美へ」HOKUBU記念絵画館
会期:2022年10月27日〜2022年12月18日
会場:HOKUBU記念絵画館
入場料:一般(小学生含む):​700円
   小学生未満:0円
   障害者手帳をお持ちの方​(介護者1名も同料金)500円
開館時間:木・金・土・日曜日/10:00~17:00
   ※70分ごとの時間別予約制。入館にはあらかじめ下記の時間帯でご予約が必要です。​
   鑑賞中はご予約者様(お連れ様を含む)の貸切となりますので、ごゆっくりお過しいただけます。
   ① 10:00 – 11:10 ② 11:10 – 12:20 ③ 12:20 – 13:30
   ④ 13:30 – 14:40 ⑤ 14:40 – 15:50 ⑥ 15:50 – 17:00
休館日:月・火・水
住所:〒062-0911北海道札幌市豊平区旭町1-1-36
TEL :011-822-0306(代表) 
URL:HOKUBU記念絵画館

梅原龍三郎「ばら」
梅原龍三郎「ばら」

今回の木版画の変遷は、東洋と西洋の豊かな推移とともに表現の裾野を広げた木版画の世界を、洋画家でありながら木版画に手を染めた画家や、洋画家を志しながら木版画家に転身した画家など、主に非正統派の側から注目します。日本画と洋画という違いに目を奪われるだけでなく、その違いにこそ美の源が含んでいるという意識のもとで表現をとらえることで成長した近代の木版画を見つめ直すためです。かつて海を越えて上陸し、清新な気運を引き起こした西洋の文化革命は、一つの美が、もう一つの美へと置き換えられ、和と洋が交互にバトンを繋ぐような、二重、三重のルネッサンスでした。その新しい美術の動向を、胸をどきどきさせて見つめた、画家たちの視線が、多少なりとも分かっていただけたら、それは、この展覧会の目的達成ということになります。これは西洋を取り入れたものなのか、あるいは日本的な要素を拝借したものなのか、現代の視点で観ると判定しかねるところも少なくない木版画という独特の発展をした世界と、意外に必然性のない洋画というキャッチフレーズの美をお楽しみください。

田崎廣助「夜明けの大山」
田崎廣助「夜明けの大山」
坂本繁二郎「放牧」
坂本繁二郎「放牧」

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