「部屋のみる夢 ボナールからティルマンス、現代の作家まで」ポーラ美術館

「部屋のみる夢 ボナールからティルマンス、現代の作家まで」ポーラ美術館

名称:「部屋のみる夢 ボナールからティルマンス、現代の作家まで」ポーラ美術館
会期:2023年1月28日(土)〜2023年7月2日(日)
会場:ポーラ美術館
展示室:展示室1、3
時間:9:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:会期中無休 
観覧料:大人 1,800円(1,500円)
   65歳以上 1,600円(1,500円)
   大学・高校生 1,300円(1,100円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は団体15名以上
   ※障害者手帳を提示の本人及び付添者(1名まで)1,000円
住所:〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111
URL:ポーラ美術館

ベルト・モリゾ 《テラスにて》1874年、東京富士美術館  (C) 東京富士美術館イメージアーカイブ DNPartcom
ベルト・モリゾ 《テラスにて》1874年、東京富士美術館  (C) 東京富士美術館イメージアーカイブ DNPartcom

パンデミック以降、私たちの生活様式は大きく変化しました。移動が制限された状況で誰もが多くの時間を過ごしたのが、「部屋」という空間です。安心をもたらす室内での生活は、外の世界からの隔絶がゆえに閉塞感と隣り合わせのものでした。
他方、閉じられた空間で紡がれた親しい人たちやかけがえのないものとの関係は、日常を生き抜くためだけではなく、変化の乏しい生活に彩りを添えるのに、欠かせないものであったと言えるでしょう。
本展覧会では、19世紀から現代に至るまでの、部屋にまつわる表現に特徴のある作家を取り上げ、この小さな世界のなかで織りなされる親密な記憶や夢想のありようを、あらためて見つめ直します。個性にあふれた作家たちによる多彩な室内の表現は、ステイホームの経験を通じて静かに変容した私たちの心のなかで、新たな像を結び始めるでしょう。

ヴィルヘルム・ハマスホイ 《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年、ポーラ美術館
ヴィルヘルム・ハマスホイ 《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年、ポーラ美術館
ピエール・ボナール 《静物、開いた窓、トルーヴィル》 1934年頃、アサヒビール大山崎山荘美術館
ピエール・ボナール 《静物、開いた窓、トルーヴィル》 1934年頃、アサヒビール大山崎山荘美術館
エドゥアール・ヴュイヤール 《書斎にて》1927-1928年、ヤマザキマザック美術館
エドゥアール・ヴュイヤール 《書斎にて》1927-1928年、ヤマザキマザック美術館
アンリ・マティス 《窓辺の婦人》1935年、ポーラ美術館
アンリ・マティス 《窓辺の婦人》1935年、ポーラ美術館
草間彌生 《ベッド、水玉強迫》2002年、ポーラ美術館 (C) YAYOI KUSAMA
草間彌生 《ベッド、水玉強迫》2002年、ポーラ美術館 (C) YAYOI KUSAMA
ヴォルフガング・ティルマンス《静物、ボーン・エステート》2002年、ポーラ美術館 (C)Wolfgang Tillmans, Courtesy Wako Works of Art
ヴォルフガング・ティルマンス《静物、ボーン・エステート》2002年、ポーラ美術館 (C)Wolfgang Tillmans, Courtesy Wako Works of Art
高田安規子・政子 《Relation of the parts to the whole 》2022年 撮影:長塚秀人 (C) Akiko & Masako Takada
高田安規子・政子 《Relation of the parts to the whole 》2022年 撮影:長塚秀人 (C) Akiko & Masako Takada
佐藤翠《Floating Dahlias Closet III》2022年、個人蔵 (C) Midori Sato, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
佐藤翠《Floating Dahlias Closet III》2022年、個人蔵 (C) Midori Sato, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
守山友一朗《Tea time on a table》2020年、個人蔵 (C) Yuichiro Moriyama
守山友一朗《Tea time on a table》2020年、個人蔵 (C) Yuichiro Moriyama

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