名称:特別展「川西 英 ~三つの百景」神戸ゆかりの美術館
会期:令和4年10月15日(土)~12月25日(日)
前期:10月15日(土)~11月20日(日)、
後期:11月22日(火)~12月25日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
入館料:一般1,000円(800円)、大学生500円(400円)、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※神戸市居住の65歳以上の方は500円
※割引制度をご利用の場合は、証明書類の提示が必要
※小磯記念美術館(竹中郁と小磯良平-詩人と画家の回想録-)との共通券(1,500円)があります。
主催:神戸ゆかりの美術館、神戸新聞社
特別協力:神戸市立博物館
住所:〒658-0032兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL:078-858-1520
URL:神戸ゆかりの美術館
創作版画家の川西 英(1894~1965)は、今も幅広い世代に愛されています。彼は、生涯に三度、百景と題する風景連作を制作しました。
一度目は木版画による「神戸百景」(1933~1936)で、活気あふれる戦前の神戸の都市風景と人々の生活を描いた代表作として知られています。
二度目は1952年に神港新聞社の依頼により制作が始まった戦後の「神戸百景」(新神戸百景)です。当初に依頼した新聞社からの出版は
かなわなかったものの、一部を1961年に描きなおし、翌年に画集「神戸百景」として出版されました。戦後の変わりゆく神戸を捉えた風景画で
50年以上所在不明だったこの原画を当館は、2017年度に受贈しました。ぜひ、複製ではわからない絵の美しさを見ていただきたいと思います。
三度目の百景は、神戸新聞社の連載のためにポスターカラーで描いた「兵庫百景」(1962~1963)でした。このシリーズは兵庫県内の名所に
取材して描かれました。新聞社の所蔵品は阪神・淡路大震災で失われたとされていますが、それとは別に愛好家が川西 英に特別に依頼して描い
て貰ったもうひとつの「兵庫百景」(1963)が残り、今回展示します。
本展は、川西 英の三つの百景に注目し一堂に紹介します。久しぶりの公開となるものも多く、また新資料と研究成果を交えて、アーティスト
としての川西 英に迫ります。
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