企画展「館蔵 刀装具コレクション 武家の嗜好品」中之島香雪美術館

企画展「館蔵 刀装具コレクション 武家の嗜好品」

名称:企画展「館蔵 刀装具コレクション 武家の嗜好品」中之島香雪美術館
会期:2022年12月17日(土)~2023年2月26日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2022年12月26日(月)~2023年1月6日(金)
開催時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
夜間特別開館:2022年12月22日(木)、2023年1月26日(木)、2月16日(木)
   10時~19時30分(入館は19時まで)
夜間開館のみの割引:
   フェスティバルシティにお勤めの方、社員証等ご提示で200円引き
料金:一般 1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生300(100)円
   ※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金
割引サービス:
   本人と同伴一名 
   朝日友の会(200円引き)、障がい者手帳(半額)
   本人のみ
   藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール友の会(200円引き)
前売り券:一般800円のみ
販売期間:2022年10月8日(土)~2022年12月16日(金)
販売場所:中之島香雪美術館、
     フェスティバルホール・チケットセンター(06-6231-2221※10時~18時)
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4
TEL:06-6210-3766
URL:中之島香雪美術館

猿兎囲碁図目貫 割銘 寿/治 江戸時代 19世紀
猿兎囲碁図目貫 割銘 寿/治 江戸時代 19世紀

香雪美術館の所蔵品を収集した朝日新聞社の創業者である村山龍平(りょうへい)(1850~1933)は、伊勢国紀州藩田丸領(現三重県度会(わたらい)郡玉城(たまき)町)の武士の家に生まれました。鑑定に長じた父の影響もあり、若くして収集を始めた刀剣は、コレクション形成の原点となりました。それに伴い、刀剣の外装である拵(こしらえ)を飾る鐔(つば)などの刀装具も集めました。それらは、鑑賞性の高い華やかなものよりも、実用性を重視した質実剛健(しつじつごうけん)なものが主流です。村山家に出入りしていた刀剣商・岸本正之助は、「社長は派手なものより渋いものがお好きでした」と述懐しており、武家ならではの村山の美意識が垣間見えます。
本展では、2020年に公益財団法人香雪美術館の前理事長・村山美知子(1920~2020)より寄贈された600件以上の刀装具のなかから選りすぐった約160件を、一堂に紹介いたします。

筍図目貫 江戸時代 19世紀
筍図目貫 江戸時代 19世紀
韋駄天速疾鬼図目貫 江戸時代 17世紀
韋駄天速疾鬼図目貫 江戸時代 17世紀
薄露玉胡蝶図鐔 江戸時代 18世紀
薄露玉胡蝶図鐔 江戸時代 18世紀
福神図鐔 銘 後藤光良(花押) 江戸時代 18世紀
福神図鐔 銘 後藤光良(花押) 江戸時代 18世紀
水葵流水図縁頭 銘 縁:柳川直春 江戸時代 18~19世紀
水葵流水図縁頭 銘 縁:柳川直春 江戸時代 18~19世紀
波に龍図縁頭 銘 縁:柳栄堂/政矩(花押) 江戸時代 19世紀
波に龍図縁頭 銘 縁:柳栄堂/政矩(花押) 江戸時代 19世紀
能管中啓図三所物 銘 小柄・笄:紋廉乗 光晃(花押) 江戸時代 17~18世紀
能管中啓図三所物 銘 小柄・笄:紋廉乗 光晃(花押) 江戸時代 17~18世紀
太刀 銘 備州長船重弘 室町時代 14~15世紀
太刀 銘 備州長船重弘 室町時代 14~15世紀
獅子図小柄 銘 縁:菊岡光政(花押)江戸時代 18~19世紀
獅子図小柄 銘 縁:菊岡光政(花押)江戸時代 18~19世紀
倶利伽羅龍図小柄 室町時代 15~16世紀
倶利伽羅龍図小柄 室町時代 15~16世紀
勧進帳図小柄 江戸時代 18世紀
勧進帳図小柄 江戸時代 18世紀

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る