「山中現展 描かれた詩」群馬県立館林美術館

「山中現展 描かれた詩」群馬県立館林美術館

名称:「山中現展 描かれた詩」群馬県立館林美術館
会期:2023年1月28日(土)〜2023年4月2日(日)
会場:群馬県立館林美術館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
観覧料:一般 620円(490円)
   大高生 310円(240円)
   ※( )内は20名以上の団体割引料金
   ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
   ※群馬在住の65歳以上の方は平日のみ2割引
※同時開催の「近現代の彫刻 III」もご覧いただけます。
住所:〒374-0076群馬県館林市日向町2003
TEL:0276-72-8188
URL:群馬県立館林美術館

「山中現展 描かれた詩」群馬県立館林美術館
「山中現展 描かれた詩」群馬県立館林美術館
山中現《夢の街で》2011年 当館蔵
山中現《夢の街で》2011年 当館蔵

福島県喜多方市出身の山中現(やまなかげん 1954- )は、現在日本で最も活躍している画家・版画家の1人です。1974年に東京藝術大学美術学部油画科に入学し、在学中に版画家であり、版画史研究家としても知られる小野忠重(1909-1990)による版画の集中講義を受けたことがきっかけで、木版画を始めます。
1980年前後より、白や黒、グレーを基調にした作品を生み出し、宇宙や夜を背景に、棒状のかたちをした有機体が登場するシリーズを発表しました。そして、三次元的な空間の中で光と影を意識したそれらの作風は、作家のイメージを代表する世界観を構築しました。しかし、山中の飽くなき創作意欲と探求心は、1980年代末頃から色彩の使用へと向かわせます。平坦な画面にごく単純な形体を配し、色とかたちによる静謐かつ詩情溢れる世界を表現するに至りました。
群馬県立館林美術館は2021年に、県内の現代美術コレクターであるI氏より、327点の山中現作品の寄贈を一括して受ける機会に恵まれました。本展では、その「旧I氏コレクション」から厳選した作品約240点を初めてお披露目します。初期から近年までの木版画を中心に、油彩画、水彩画、ガラス絵も合わせて紹介し、多方面よりその作品世界の魅力に迫ります。

山中現《第十夜》1985年 当館蔵
山中現《第十夜》1985年 当館蔵
山中現《星空IV》1987年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《星空IV》1987年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《第五夜》1984年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《第五夜》1984年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《三つのトビラ》1995年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《三つのトビラ》1995年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《ひとつの水》2001年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《ひとつの水》2001年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《遠い屋根》2003年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《遠い屋根》2003年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《空の日》2009年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《空の日》2009年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《石を集める》2011年 群馬県立館林美術館蔵
山中現《石を集める》2011年 群馬県立館林美術館蔵

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