カラボギャラリー第10回企画展「色を記録する展」東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター
名称:カラボギャラリー第10回企画展「色を記録する展」東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター
会期:2022年12月12日(月)〜2023年3月10日(金)
開館日時:月曜日~金曜日 12:00~17:00
休館日:土曜日・日曜日・祝日
年末年始(2022年12月24日〜2023年1月9日)
※本学イベント等のため、不定期に開館・閉館する場合があります。
入館料:無料
主催:東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター
協力:株式会社堀内カラー
国立映画アーカイブ
コニカミノルタ株式会社
Sadatomo Kawamura Design
松竹株式会社
東映ラボテック株式会社
HIGURE17-15cas
ディレクター:矢島 仁(芸術学部映像学科准教授)
住所:〒243-0297神奈川県厚木市飯山1583 [12号館2F]
TEL:046-242-4111
URL:東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター
色を記録するカラー写真やカラー映像は、何らかの形で三色分解が行われています。しかし、仕組みは巧妙かつ微細で、我々が直接に触れて見ることはなかなかできません。
現代のカラーフィルムのような高度な多層塗布技術に支えられた製品ができる以前にも白黒のネガフィルムを使った三色分解撮影と一色ずつ重ねて染色するダイトランスファープロセスやテクニカラー映画のような天然色写真、天然色映画は存在していました。また、欧米の技術に比べてあまり知られていませんが、日本にも独自の天然色プロセスも存在していました。
本展示は、写真材料商 小西六本店(後の小西六写真工業株式会社、現在のコニカミノルタ株式会社)の製造部門、六櫻社の技師長でのちに本学教授となった江頭春樹の開発による「転写現像紙」を利用した天然色印画と、小西六写真工業取締役の毛利廣雄らが開発したコニカラー映画システムを紹介するものです。製作から80年余を経過しても、良好な色彩を保つ小西六の天然色印画法を知ることは、小西六と関わりの深い東京工芸大学の建学の精神への理解を深めるものであり、大学所蔵の豊富な写真資料を活用してこの展示を企画しました。
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