
名称:「足よ、お前は美しい」HOKUBU記念絵画館
会期:2023年 1月21日(土) – 2月19日(日)
開館日:会期中の土・日曜日(冬季特別会期)
日曜は70分ごとの時間別予約制
土曜は予約不要・終日時間制限なし
開催時間:10:00 – 17:00
出陳作家:二階武弘 / 副島孝二 / 柏本龍太 / 西山航
松井宏樹 他
住所:〒062-0911北海道札幌市豊平区旭町1-1-36
TEL :011-822-0306(代表)
URL:HOKUBU記念絵画館

これは比喩的な意味ですが、生きるということはどうやって身を立てるかということだと思います。四足歩行だった人類が、地上から手を離して両手の自由を得たとき、足はその重みによろめいたかもしれません。それが徐々に肉付きが良くなり、活き活きと歩き始めたのです。赤ちゃんが成長していく姿が、少しずつ歩くという行為を学んでいった進化の歴史を経験的に教えてくれますが、その足は進化し、生存のためだけではない、複雑なステップを身に着けます。それは時に心の動きを映し、男女の関係でも二つの足が一つになって、お互いの意思を伝えあう道具として利用されます。足はこの時に表現力を習い覚えました。伝えるとは表現することですが、それが単に表現ならば、大きな発展ではないかもしれません。しかし、それを美しいと認めたならば、もうそれが機能としての側面から離脱して、楽しむための目的に達したことを意味します。


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