つくりかけラボ10「原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」千葉市美術館

つくりかけラボ10「原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」千葉市美術館

名称:つくりかけラボ10「原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」千葉市美術館
会期:2023年1月14日[土] – 4月2日[日]
休館日:2月6日[月]、3月6日[月]
観覧料:無料
会場:4階子どもアトリエ
主催:千葉市美術館
住所:〒260-0013千葉県千葉市中央区中央3-10-8
TEL:043-221-2311
URL:千葉市美術館

つくりかけラボ10「原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」千葉市美術館
つくりかけラボ10「原倫太郎+原游|RE 幼年期ディスカバリー」千葉市美術館

今回のつくりかけラボは、アーティストユニット原倫太郎+原游のお二人をお迎えし、「遊び」をテーマに開催します。動きを伴ったインスタレーション作品を制作する原倫太郎さんと、絵画の可能性を探求し平面作品に取り組む原游さん。ユニットとして参加する各地の芸術祭では、地域の歴史や記憶、環境に取材した体験型の作品を発表してきました。彼らの作品はまた、偶然居合わせた来場者同士のコミュニケーションを誘発する装置ともいえるでしょう。つくりかけラボに出現するカラフルでポップな「遊び」の空間は、来場者の皆さんが持ち寄る「遊び」によって、どのように変化してゆくのでしょうか。

アーティストからのメッセージ
私たちは「遊び」をテーマに作品制作をしています。
それは遊びながら作ってきたということでもあります。
「笑ってしまうようなこと」「やってみたら楽しそう」を日常の中で見つけ出し、形にしてきました。
形にしていく間にその「楽しい感じ」は、いつしか終わらない大変な作業になり、今も家の中に大型変形卓球台が2台あり、ご飯を食べる机もありません。
真剣な遊びの追求は大変なことでもあります。
今回は展示空間に「遊び研究所」を立ち上げます。
この場所で、今幼年期の人はそのままに、過ぎ去った人は幼年期に立ち戻り、一緒に「遊び」を真剣に研究し体験してみましょう。
パッと自分の遊び履歴書を見てみました。
当時流行っていたローラースケートを履きながら木登りをする遊び、同じ石を学校から家まで石蹴りして持ち帰る遊び、歌謡曲「ギンギラギンにさりげなく」の替え歌を作り、夕食を食べない友人の弟に歌いながら食べさせたこと。
「きんぴらごぼうに味噌汁、シャケを食べたらご飯〜」
どんどん思い出せます。
やはり子ども時代のことが多いです。
そしてなんだか修行のような大変さを伴っています。
私たちもこのプロジェクトで遊びに対し、RE ディスカバリーして行きたいと思っています。

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