「榎 真弓展 – Bound -」ふじ・紙のアートミュージアム

「榎 真弓展 - Bound -」ふじ・紙のアートミュージアム

名称:「榎 真弓展 – Bound -」ふじ・紙のアートミュージアム
会期:2023年1月4日〜2023年3月19日
開館時間:10:00〜18:00
休館日:1月16日(月)、2月13日(月)〜16日(木)、3月13日(月)・14日(火) *ロゼシアター休館日に休館
会場:ふじ・紙のアートミュージアム(富士市文化会館 ロゼシアター1階)
入場料:無料
住所:〒416-0953 静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター1階
TEL:0545-32-6581
URL:ふじ・紙のアートミュージアム

「榎 真弓展 - Bound -」ふじ・紙のアートミュージアム
「榎 真弓展 – Bound -」ふじ・紙のアートミュージアム

榎は、日々の営みに潜む現象を「unpredictability 予測不可能性」あるいは「randomness 無作為性」という視点で捉え、偶然がもたらす素材の可能性を探りながら作品化を試みています。
ここしばらくの間、榎は多数の紙を用いながら日々の「ドローイング」を続けてきました。そこには手法や素材へのアプローチ—偶然にできた色や形を紙に残す—が積み重なった、制作時の実験のプロセスが現れています。それらはそのまま彼女の手元に置かれ、数ヶ月、数年の時を経ているものもあります。今回の展覧会において榎は、自身のクロニクルの束ともいえる紙をあらためて再考察し、近年取り組んでいるテーマ’Binding’を展開した作品’Bound’として展示します。
紙は、榎にとって、作品を成立させる手がかりであり、同時に世界を知る思考の結び目です。「ふじ・紙のアートミュージアム」のシースルーなスペースで、周囲の風景を取り込み、様々な出会いを交差させながら、作品がどのように見えるか、についても榎は関心を寄せています。紙というあるひとつの事象が私たちにとって素晴らしい契機となることを願っています。

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