名称: 「大村 雪乃 個展 光のかたち」伊勢丹新宿店
会期:2023年1月11日(水) ~ 2023年1月17日(火)
場所:本館6階 アートギャラリー[最終日午後6時終了]
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店
文房具の丸シールで風景などを表現する大村雪乃氏の伊勢丹新宿店アートギャラリー初個展です。
一見すると美しい風景画に見えるその作品は、
近づいてみると黒いキャンバスに色とりどりの丸シールが貼られており、鮮やかな作品が実は身近な素材である丸シールで制作されているというギャップに驚かされます。
本展では人気の夜景作品や、夕景、人物、花などをモチーフにした作品約30点を展示販売いたします。
観る者の視覚を刺激する「丸シールアート」の面白さを、ぜひ会場で体感ください。
かねてより自然風景が好きで年に数回は地方を訪れます。
山の複雑な形状や渓流の心地よさは都会では感じ得ない壮大さと未知の美しさに溢れています。
ですが私は今も東京で生活し、都会の夜景を描き続けています。
日本の風景は豊かな田園や畑仕事をする人から忙しなくビルからビルへ移動する人に変化しました。
近代の日本風景の象徴が田園風景、人々の暮らしぶりなのだとしたら、現代の象徴の一つは夜景にあると思います。
私は現代に生きる作家として、この人々の暮らしを実直に描いていきたいです。
それは時に俗物的で目を背けたくなる風景になるかもしれません。
ですがそのような現実でも目を逸らすことなく向き合い、この時代にとって必要な視点を描くことが私の役割と思うからです。
制作にあたっては巨匠、川合玉堂さんの作品から多くを学びました。
彼が描いた日本のありし日の風景はもうこの世には存在しません。
ですが、彼が描こうとした人々の日常やその先の空気は今も現代で息づいています。
そのような視点を私の作品の中でも継承していけたらという思いで日々制作を続けています。
大村 雪乃
大村 雪乃 Yukino Omura
1988年生まれ。東京在住 。
2013年多摩美術大学美術学部絵画学科油画 卒業
美術大学在学中に文房具の丸シールで夜景を表現する絵画を発表し、素材の意外性とビジュアルの美しさで2012年Tokyo Midtown Awardにてオーディエンス賞を受賞。 以降美術家として活動を開始。展覧会は高崎市美術館、広島県ウッドワン美術館、富山県朝日町立ふるさと美術館などの美術館で開催し、日本観光庁からの要請でフランスで個展も開催。毎年国内外問わず多くの作品を発表している。
作品制作のみならず、シールを貼るだけで誰でも制作に参加できる観客参加型のワークショップの監修や、MBS制作『プレバト!!』の丸シールアート査定の先生役として出演し、多くの人に「丸シールアート」の面白さや表現する楽しさを伝えている。
<受賞歴>
2013 年 多摩美術大学卒業制作展 福沢一郎賞 受賞
2012 年 東京ミッドタウンアワード2012 入選、オーディエンス賞受賞
<コレクション>
株式会社ニトムズ蔵
株式会社コミュニケーションデザイン蔵
Swireproperties,Inc 香港支部蔵
ホテル アンダース上海支店蔵
株式会社アシックス蔵
株式会社コクヨ蔵
首都高速道路株式会社蔵
Creators & Force合同会社蔵
森永乳業株式会社蔵
集英社株式会社蔵
HARTi inc,蔵
makeitloud inc,蔵
H development holdings蔵
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。