名称:新春特集展示「卯づくし─干支を愛でる─」京都国立博物館
会期:2023年1月2日(月・振)〜2023年1月29日(日)
会場:京都国立博物館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 2023年1月10日(火)
※ただし、2023年1月2日(月・振)、9日(月・祝)は開館
観覧料:一般 700円
大学生 350円
※本観覧料で当日の平成知新館の全展示を観覧できます
※大学生の方は学生証を要提示
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものを要提示)
※キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証の提示で無料になります
※障害者手帳等(*)を提示の方とその介護者1名は観覧料が無料になります
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳
※名品ギャラリーに学校の教育活動、総合学習等で小学生・中学生・高校生を引率の先生方は無料となります
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館
2023年の干支は卯(兎)です。長い耳と、ふわふわの毛並みを持つ兎は、とてもかわいい動物です。でも、実は昔の美術の中には、目つきの鋭い、あまり「かわいくない」兎もたくさん登場します。どうやら、昔の人と今の私たちでは、兎のイメージは少し違うようです。
中国では「月には兎がすんでいる」というお話が古くからあり、日本でも兎は月と一緒によく描かれました。仏教の古いお話では、「自分から火の中に飛び込んだ兎を、帝釈天が哀れに思って月に送った」と語られます。
また兎は、秋の草ともよく一緒に描かれます。これは、月が特に美しい「秋」と、月にいると考えられた「兎」が結び付けられたからです。連想ゲームのように、兎は様々なものと結びつけられて、表現されてきました。
この展示では、日本や中国の美術の中に表わされた、いろいろな兎を紹介します。かわいいだけじゃない、兎の姿を探しに、ぜひ博物館に遊びに来てください。
本展示ではファミリー向け企画として、やさしい解説文(小学校高学年~)と、作品を見るのが楽しくなるワークシート(小学校低学年~、多言語版あり)を用意しています。
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