あざみ野フォト・アニュアル2023「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」横浜市民ギャラリーあざみ野

あざみ野フォト・アニュアル2023「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」横浜市民ギャラリーあざみ野

名称:あざみ野フォト・アニュアル2023「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」横浜市民ギャラリーあざみ野
会期:2023年1月28日(土)〜2月26日(日)
開館時間:10:00~18:00
料金:無料
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野
住所:〒225-0012神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
TEL:045-910-5656
URL:横浜市民ギャラリーあざみ野

No. 3A オートグラフィック・コダック・スペシャル/イーストマン・コダック・カンパニー/1916年
No. 3A オートグラフィック・コダック・スペシャル/イーストマン・コダック・カンパニー/1916年

横浜市民ギャラリーあざみ野の展覧会「あざみ野フォト・アニュアル」では、毎年、写真表現の現在を切りとる企画展と横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を同時開催しています。今年度のコレクション展は「写真をめぐる距離」と題し、収蔵するカメラや写真、関連資料をご紹介します。
 19 世紀に写真が誕生してから、写真家たちは眼の前にあるものから遠く離れた天体まで、様々な対象を撮影してきました。それぞれの距離にある被写体を画面に求める大きさでおさめるために、多種多様なレンズが発展していきます。また、被写体までの距離とレンズの関係で決まるピントの調節は、20 世紀に距離計連動カメラやレフレックスカメラが発達することによってファインダーを覗きながら行えるようになり、撮影スタイルに大きな変化をもたらします。こうした機材の進化に支えられて撮影された写真は、プリントとして流通することによって、著名人の容貌や、危険な戦場、遠い異国の風景など、近づくことが難しいもののイメージを至近距離で見ることを可能にしました。
 本展では、撮影者と被写体、写真を見る人と被写体の距離、カメラが持つ距離に関する機構など、写真にまつわる様々な「距離」をキーワードに、写真技術の発展と写真表現の関係を探ります。
【横浜市所蔵カメラ・写真コレクションについて】
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の発展に大きく貢献したと言われています。 横浜市ではこうした歴史を踏まえ、映像文化都市づくりを進めるため、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクションを 平成5・6年度に取得しました。これらは、世界のカメラと写真の歴史が総合的にたどれるものとして高く評価されています。

満月/J・P・ソール/19世紀
満月/J・P・ソール/19世紀
アダムス・トロピカル・ミネックス/アダムス & カンパニー/1909年
アダムス・トロピカル・ミネックス/アダムス & カンパニー/1909年
ポストカード『彼女はフランスにいる息子を見る』/キーストーン・ヴュー社/1917年頃
ポストカード『彼女はフランスにいる息子を見る』/キーストーン・ヴュー社/1917年頃
コンタックス III/ツァイス・イコン・アーゲー/1936年
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