企画展「生誕100年記念 能登正智展 青い風を見つめて」苫小牧市美術博物館

企画展「生誕100年記念 能登正智展 青い風を見つめて」苫小牧市美術博物館

名称:企画展「生誕100年記念 能登正智展 青い風を見つめて」苫小牧市美術博物館
会期:2023年1月28日(土)〜3月12日(日)
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30まで)
料金:一般300(240)円、高大生200円(140)円、小中学生以下無料
   ※( )内は10名以上の団体料金
   ※年間観覧券による観覧可能
   ※免除申請についてはお問い合わせください。
   ※併せて中庭展示、常設展示もご覧いただけます。
休館日;月曜日
会場:苫小牧市美術博物館
住所:〒053-0011北海道苫小牧市末広町3-9-7
TEL:0144-35-2550
URL:苫小牧市美術博物館

企画展「生誕100年記念 能登正智展 青い風を見つめて」苫小牧市美術博物館
企画展「生誕100年記念 能登正智展 青い風を見つめて」苫小牧市美術博物館

画家・能登正智(1922~2001)は、1922 年、秋田県能代出身の両親の元、稚内市声問に生まれました。8歳で札幌に転居後、札幌市内の印刷会社に勤務し、ポスターの図案制作の仕事に就いた後、1941年に苫小牧の王子製紙に転職、以後苫小牧で暮らしました。
油彩画、ガラス絵、木版画の手法で描かれた作品の数々は、各々の技法を活かした表現が印象的です。
例えば油彩画では、ウルトラマリンブルーの色彩が多用され、空と海、哀しみ、郷愁…など、画家がこめた原野と太古の人々への思いが表されています。一方、木版画においては、荒々しい彫り跡と、モノトーンの色彩で力強い表現が生み出されています。
油彩画では1950年に全道展、1951年に国画会展に入選も果たし、1983年から本格的に開始した版画制作では、毎年のように絵本形式の版画集を刊行しました。制作のみならず、「王子洋画研究会」や「蜂の巣」という戦後の苫小牧における注目すべき芸術活動にも携わり、1998 年には苫小牧市文化奨励賞受賞しています。
本展では、作家の手元に保管され、ご家族が整理された作品群を紐解き、油彩画や版画、ガラス絵や絵本などの多岐に渡る手法により描かれた初期から晩年にいたるまでの作品をご紹介します。
風景や歴史、地域の伝承に取材したイマジネーション豊かな作品世界をお楽しみいただけると幸いです。

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