「チェン・ジャン・ホン × 菅原 健彦 × 吉川 民仁 東洋美術の挑戦」伊勢丹新宿店

菅原 健彦 「淡墨開花」 ミクストメディア 54 × 65 cm

名称:「チェン・ジャン・ホン × 菅原 健彦 × 吉川 民仁 東洋美術の挑戦」伊勢丹新宿店
会期:2023年2月1日(水) ~ 2023年2月14日(火)
場所:本館6階 アートギャラリー[最終日午後6時終了]
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

チェン・ジャン・ホン

「緋」

ミクストメディア

81 × 100 cm
チェン・ジャン・ホン 「緋」 ミクストメディア 81 × 100 cm

世界的なアーティストとして、確固たる地歩を固めつつある東洋人作家、チェン・ジャン・ホン、菅原 健彦、吉川 民仁の作品展を開催いたします。
「東洋美術の挑戦」と題した本展は、かつて西洋の人々を驚かせた東洋的感性と、グローバル化され国境が曖昧になったと言われる現代の感性を作品に織り込んだ、彼らの仕事を俯瞰する展覧会です。
世界に羽ばたく三人の芸術家の作品を、是非この機会にご高覧ください。
■チェン・ジャン・ホン Chen Jiang-Hong
1963年中国、天津に生まれる。
難関として名高い北京中央美術学院に進学し中国伝統の水墨画を習得。
1987年にはパリに移住しエコール・デ・ボザールにて油彩画を学ぶ。
抽象表現へと傾注していったチェンは、東洋と西洋、伝統と革新の調和を追求し、やがて墨と油彩を自在に操る独創的な画法を確立していく。
力強い筆勢の線描に、ぼかしや飛沫で描く穏やかな色調が画中に広がり、静謐ながらもエネルギッシュな生命の崇高性を優美に表現している。
画業を通じ花鳥画に連なる蓮の主題を中心に描いてきたが、近年では風景など日常から着想を得た様々なイメージの作品を加え、抽象性高まる新境地を展開している。作品はインディアナ州のスナイト美術館やドーハのマトハフ・アラブ近代美術館のほか、パリや東京、上海など世界の主要都市有数のホテルやランドマークとなる建造物の壁面を飾っている。
■菅原 健彦 Sugawara Takehiko
1962年東京に生まれる。多摩美術大学にて日本画を専攻。
1996年山梨にて樹齢千年を超える神代桜との運命的な出会いがあり、それを機に菅原芸術の扉が開かれる。
古木の幹から放たれる生々流転する生命のダイナミズムに衝撃を受け、その生命力を極めて独創性高い表現で描く。
現在では淡墨桜や滝桜、臥龍の松、霧降の滝など幅広く題材を求め制作。
越前の手すき和紙の裏から墨をにじませるなど日本画の伝統技法を用いながら、日本最古の墨として知られる松煙墨でひび割れを敢えて作るなど、新たな表現方法を常に探求し、壮麗な世界を築いている。
2012年パリにて開催された個展の成功を皮切りに世界の舞台へ躍進。
シンフォニーホールのエントランスをはじめとする世界有数のホテルや公共施設の壁面を豊かな生命の息吹で飾っている。
■吉川 民仁 Tamihito Yoshikawa
1965年千葉県生まれ。武蔵野美術大学にて学ぶ。
学内の風潮は具象絵画が中心であったが、吉川はやがて抽象絵画へと進んでいく。
四季折々に変化する自然、ことに風や光の様相に触発され吉川は絵筆をとり、自身の眼差しを画面に注ぎこみ詩情豊かな絵画空間を創りだしている。
絵筆以外にも左官ごてや木香薔薇の枝などを用いて、色を重ねたキャンバスをひっかき、削る。
あるいは、ペインティング・ナイフに少量の絵の具をとり画面に投げ付け、鮮やかな絵の具をキャンバスに点在させるなど、画家の豊かな感性が生み出す様々な描線や深みのある色調が見るものを惹きつける。 
現在、日本内外からその活躍に期待が寄せられる注目の画家である。

菅原 健彦 「淡墨開花」 ミクストメディア 54 × 65 cm
菅原 健彦 「淡墨開花」 ミクストメディア 54 × 65 cm

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