「彦十蒔絵 若宮隆志展-変態する漆器-」セイコーハウス銀座ホール

銚子「銀地 瓜蒔絵」 11.5×15×高さ19.5cm

名称:「彦十蒔絵 若宮隆志展-変態する漆器-」セイコーハウス銀座ホール
会期:2023年2月9日(木) ~ 2023年2月19日(日)
会場:セイコーハウス銀座 6階 セイコーハウス銀座ホール
開館時間:10:30-19:00 最終日は17:00まで
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:セイコーハウス銀座ホール

置物「ごあいさつするうさぎ」
15×28×高さ15cm
置物「ごあいさつするうさぎ」 15×28×高さ15cm

このたび、セイコーハウス銀座ホールにおいて「彦十蒔絵 若宮隆志展 ―変態する漆器―」展を開催する運びとなりました。若宮隆志さんが漆芸の仕事を始めてから40年、彦十蒔絵の名で東京に出てきて20年の記念すべき年となる本年。泉鏡花の小説「夜叉ヶ池」から着想を得た大作を制作することで「蒔絵を詠む」というテーマにもチャレンジされています。また、デジタル技術を使った蒔絵の新しい魅せ方にも取り組んだ、遊び心に溢れる若宮隆志さんの世界観をどうぞこの機会にご高覧ください。
彦十蒔絵ひこじゅう まきえ
輪島に拠点を持つ漆芸職人集団。日本に誇る数千年の漆芸技術を用いて、伝統的な意匠や文様の継承を考えながら新しい作品を企画し、その都度相応しい職人を組織する形式で制作を行う。主宰の若宮隆志は2014年文化庁文化交流使、漆の技術研究開発及び啓蒙活動を行い、漆器の市場開拓、海外発表なども積極的に展開している。
■ギャラリートーク(予約制)
2月18日(土)14:00~
テーマ:AR映像と漆芸のコラボ
安藤英由樹(大阪芸術大学アートサイエンス学科 教授)
早石直広(株式会社計数技研 代表取締役)
若宮隆志(彦十蒔絵)

蓋物「夜叉ヶ池」
28×28×高さ50cm
蓋物「夜叉ヶ池」 28×28×高さ50cm
銚子「銀地 瓜蒔絵」 11.5×15×高さ19.5cm
銚子「銀地 瓜蒔絵」 11.5×15×高さ19.5cm

プロデューサー/若宮隆志(わかみや・たかし)
1964年石川県輪島市生まれ
2004年彦十蒔絵の名前で活動を始める
2005年Museum für Lackkunst(ミュンスター/ドイツ)にて作品収蔵
2007年Victoria and Albert Museum(ロンドン/イギリス)にて作品収蔵
2008年Asian Art in Londonに出品(2008〜2017連続参加)
2014年2014年度文化庁文化交流使
   Bahrain National Museum「Makie」展
2015年ウクライナ ハネンコ国立ミュージアム「蒔絵と根付」展
2016年香港大学美術博物館「若宮隆志の芸術〜現代日本蒔絵」個展
   台湾台北市市長官邸藝文沙龍「彦十蒔絵 若宮隆志藝展」
2018年ドイツ・ミュンスターMuseum für Lackkuns
   世界の漆友人展〜Dr. Monika Kopplin館長退館記念展」出品
2019年中国湖北美術館2019湖北国際漆芸三年展出品
2019年~2021年「特別展 小村雪岱スタイル―江戸の粋から東京モダンへ」
   〜三井記念美術館など四ヵ所巡回展出品
2020年サントリー美術館リニューアル・オープン記念展 出品
   大阪市立東洋陶磁美術館特別展「天目―中国黒釉の美」出品
2021年台湾・約茶不夜ギャラリー「漆象萬千・彦十蒔絵若宮隆志展」個展
   大阪市立東洋陶磁美術館コレクション展関連テーマ展示
   〜「加彩婦女俑に魅せられて」出品
2022~23年「リアル(写実)のゆくえ」現代の作家たち 生きること、写すこと
   〜平塚市美術館など六ヵ所巡回展出品
2022年香港Fine Art Asia出品
   高台寺方丈の間秋の特別展「これが漆!?彦十蒔絵の超絶技巧」
現在 輪島漆再生プロジェクト実行委員会代表

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