名称:「藝大コレクション展2023 買上展」東京藝術大学大学美術館
会期:2023年3月31日(金) – 5月7日(日)
開館時間:午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
※ただし、5月1日(月)は開館
会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3、4
観覧料:一般1200円、大学生500円、高校生以下及び18歳未満は無料
※障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
主催:東京藝術大学、読売新聞社
助成:藝大フレンズ賛助金
住所:〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京藝術大学大学美術館
「買上」とは、東京藝術大学が卒業および修了制作の中から各科ごとに特に優秀な作品を選定し、大学が買い上げてきた制度です。遡って、前身である東京美術学校でも卒業制作を買い上げて収蔵する制度がありました。本学が所蔵する「学生制作品」は1万件を超えますが、本展ではその中から約100件を厳選し、東京美術学校時代から現在にいたる日本の美術教育の歩みを振り返ります。
第1部 巨匠たちの学生制作
明治26年(1893)に最初の卒業生を送り出して以来、東京美術学校では卒業制作を中心に自画像などを含めた学生たちの作品を教育資料として収集してきました。本展では、卒業後に日本近代美術史を牽引した作家たちを各分野から選りすぐり、その渾身のデビュー作を一堂に会します。
第2部 各科が選ぶ買上作品
東京藝術大学では昭和28年(1953)より買上制度がはじまり、卒業していく学生たちを勇気づけてきました。今年で創設70年を迎えるこの制度は、現在では多くの科で首席卒業と位置づけられています。近年は先端芸術表現、文化財保存学、グローバルアートプラクティス、映像研究など研究領域も広がり、表現方法も多様化してきています。今回、各科による選定意図などを添えて展示していくことで、各科が特に優秀と認めてきた買上作品の傾向が浮かび上がることでしょう。
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