名称:「名画の旅 江戸から現代まで —リアルアート体験 美術館へ行こう―」足利市立美術館
会期:2023年2月11日(土)~3月26日(日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日、2月24日(金)、3月22日(水)
観覧料: 観覧料:一般300(240)円、高校・大学生200(160)円、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
各種障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料となります。
「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を証明できるものをご提示ください) 第3日曜日「家庭の日」(2月19日、3月19日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催:足利市立美術館、一般財団法人おもい・つむぎ財団
特別協力:株式会社みぞえ画廊 東京・福岡
後援:公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団
住所:〒326-0814栃木県足利市通2-14-7
TEL:0284-43-3131
URL:足利市立美術館
「庶民による庶民のための絵画」それが江戸時代に流行った「浮世絵」である。当時のファッション、人気役者、花鳥画など庶民が関心を持つ身近な題材が、版画という大量生産の技法を使い安価に庶民へ提供されたのだ。斬新な構図、誰もが見てすぐわかる平易な描写、そこに加わるあざやかな色彩の妙はたちまち庶民を魅了した。 19世紀後半にヨーロッパを席捲した「ジャポニスム」(日本趣味)に浮世絵が与えた衝撃は大きく、クロード・モネ(1840~1926)、オーギュスト・ルノワール(1841~1919)といった印象派やフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)といった後期印象派の画家に大きな影響を与えた。その中でも特に、葛飾北斎(1760~1849)は《富嶽三十六景》にみられる大胆な構図、リアリティ、発想の斬新さは強烈な印象を残し、今でもその国際的評価は揺るぎない。
本展では、浮世絵の一派・歌川派の絵師である月岡芳年(1839~1892)《風俗三十二相》、北斎《諸国名橋奇覧 足利行道山くものかけはし》、本市ゆかりの画家・田﨑草雲(1815~1898)《生写四十八鷹図》に加えて、浮世絵をオマージュしたものなどによる現代作家たちの作品を紹介する。 またクロード・モネ、オディロン・ルドン、マルク・シャガール、パブロ・ピカソの名画を、2月11日から19日までの期間限定で特別展示する。
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