名称:「FROM OSAKA ~百貨店美術部モノガタリ~」高島屋史料館大阪
会期:2023年3月4日(土)〜7月3日(月)
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
料金:無料
休館日:火・水曜日 ※5月11日(木)-5月19日(金)は展示替のため休館
会場:高島屋史料館
住所:〒556-0005大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25
TEL:06-6632-9102
URL:高島屋史料館
現在、日本の多くの百貨店には美術画廊があります。そこでは週替わりで、美術品の展覧会が開催されていて、展示作品を気に入れば誰でも購入することができます。“買える美術館”といわれる所以です。担当するのは百貨店の美術部門。その歴史は、1907(明治40)年、三越呉服店が大阪店に「新美術部」を創設したことにはじまります。続いて1911(同44)年、高島屋呉服店が、やはり大阪店に「美術部」を創設しました。その後、同業他店でも美術展が開かれるようになり、美術部が創設されましたが、“百貨店美術部の両雄”として知られたのは、三越と高島屋の両美術部でした。
本展は、ともに大阪の地から誕生した三越と高島屋の美術部の成り立ちと活動をひも解きながら、「大阪」をキーワードに集めた作品を展観するものです。近代日本において百貨店美術部が果たしてきた役割を見つめ直し、その過去・現在・未来についても考えます。
※本展は会期をⅠ部・Ⅱ部に分け、展示作品を入れ替えて構成します。
主な展示作品
・島成園《お客様》制作年未詳:Ⅰ部
・鍋井克之《熊野詣》1962年:Ⅰ部
・伊藤岳《高島屋大阪店》1947年:Ⅰ部
・元永定正《いろもかたちもいろいろは》1990年:Ⅰ部
・北野恒富《婦人図》1929年:Ⅱ部
・森村泰昌《北野恒富・考/壱》2011年:Ⅱ部
・山本太郎《七夕ラプンツェル》2018年:Ⅱ部
・木村光佑《大阪の詩》1965年:Ⅱ部
・高波壮太郎《大阪の街》2010年:Ⅰ・Ⅱ部展示 ほか
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