名称:「永井博 展 THE JOURNEY NEVER ENDS」Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2023年3月1日(水)~3月12日(日)
会場:Bunkamura Gallery
住所:〒150-8507東京都渋谷区道玄坂2-24-1
TEL:03-3477-9111
URL:Bunkamuraザ・ミュージアム
紺碧の空の下、眩いビーチやプールサイド、
洗練されたシャープなフォルムのアメリカ車、
夏の日差しを浴びたカラフルな建物、
イルミネーションが煌めく夜景のビル群・・・
あの日憧れた非日常の景色を永井博はストイックに描き続けている。
近年再評価されている1980年代のシティポップミュージック。音楽面だけでなくビジュアル面でも一目置かれているのは、まさにその当時のレコードジャケットを描いていた永井博の存在が大きい。彼の名が広く知られるきっかけとなったレコードジャケットのデザインといえば、ミュージシャン・大瀧詠一のアルバム「A LONG VACATION」(‘81)である。これは後世に語り継がれる名盤となる爆発的なヒットを記録し、発売から40年以上経った今でも世代を問わず、永井博の代表作として知られている。澄み切ったブルーとメロウな色彩でシンプルかつ大胆な、その一貫したスタイルのアートワークは、誰もが見たことのある日本のシティポップ文化を象徴するビジュアルの一つになった。
音楽シーンに限らず、ファッション、プロダクト、広告ビジュアルなど、各方面で様々なクリエイションを生み出し、カルチャーと深く結ばれてきたその活動は様々なジャンルを超えたファンを持つ。多方面で活躍する中、近年ではアートとしての評価も高まっている。
今展では永井博の貴重な旧作から新作まで原画を多数揃え、販売する。是非会場にて生のその筆致と息遣いをご覧いただきたい。
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