寺内誠 「Invisible Rays」ギャラリー広田美術

寺内誠 「reverberation」25F(80.3 × 65.2 cm)パネル、綿布、白亜地、油彩/2022年作

名称:寺内誠 「Invisible Rays」ギャラリー広田美術
会期:2023年3月15日(水)~2023年3月25日(土)
開館時間:11:00 〜 19:00
   土曜日は18:00まで
休館日:日曜日、祝日、月曜日
入場料:無料
会場:ギャラリー広田美術
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-15 ぜん屋ビル1F
TLE:03-3571-1288
URL:ギャラリー広田美術

寺内誠 「Invisible Rays(colors)」25S(80.3 × 80.3 cm)/油彩、キャンバス/2023年
寺内誠 「Invisible Rays(colors)」25S(80.3 × 80.3 cm)/油彩、キャンバス/2023年

近年「目の前の景色を手がかりにして見えない世界を手繰り寄せ、そこに漂う不可視の輪郭とでもいうべき存在をどうにかして描き出すこと」を大きなテーマとして制作してきた寺内誠の2年ぶりの個展です。
本展では副題の「Invisible Rays(不可視光線)」、いわゆる人には見えていないが存在しているもののイメージを絵画で表すことができないかと考え制作した新作を発表致します。
これまで、日常の風景やいつか見た光景などが時間を経て目の前の何気ない景色と相まって生まれる新しいイメージを描いてきた寺内ですが、今回はより自覚的に描くことで、絵画空間上に別次元の領域を表せないか、と考えているようです。
今まで扱ってきた油絵具の物質性に改めて着目し、偶発的にできた筆の質感やマチエールを大きく取り入れたまま、そのイメージの定着を試みています。
「いままで扱ってきた油絵具の物質性に改めて着目し、筆のタッチやストロークなどによって偶発的にできた絵具の表情や質感を多く取り入れています。そうすることで、例えば不可視光線(=invisible rays)のような通常は人が目にすることができない、つかみどころがないイメージの定着を試みています。
目には見えずとも確かに存在し、常にこの世界に影響を及ぼしているものがあることに自覚的になりながら描き続けることで、ふとした瞬間私の中の何かが呼び起こされ、絵画空間上に別次元の領域が現れ出てこないだろうかと考えています。」寺内誠
個展直前のアートフェア東京にて発表する新作、また、東京では未発表の作品などを含む約15点の新作展となります。
是非ご高覧いただくとともに、ご紹介くださいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

寺内誠 「detour」25F(80.3 × 65.2 cm)パネル、綿布、白亜地、油彩/2022年作
寺内誠 「detour」25F(80.3 × 65.2 cm)パネル、綿布、白亜地、油彩/2022年作
寺内誠 「reverberation」25F(80.3 × 65.2 cm)パネル、綿布、白亜地、油彩/2022年作
寺内誠 「reverberation」25F(80.3 × 65.2 cm)パネル、綿布、白亜地、油彩/2022年作

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