「POWER OF COLORS ~シャガールを中心に~」ウッドワン美術館

「POWER OF COLORS ~シャガールを中心に~」ウッドワン美術館

名称:「POWER OF COLORS ~シャガールを中心に~」ウッドワン美術館
会期:2023年3月18日(土)~2023年5月21日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日 5月1日は開館
入場料:一般 1200円、大学生・高校生 600円、中学生以下・障害者手帳提示 無料
会場:ウッドワン美術館
住所:〒738-0301広島県廿日市市吉和4278
TEL:0829-40-3001
URL:ウッドワン美術館

絵を見る時、みなさんはどこに注目しますか?色でしょうか、形でしょうか、質感でしょうか。どれも芸術表現に重要な要素ですが、今回は特に「色」に着目して、画家がどのような色を選びどう組み合わせているのか、そしてそれを見てどんな感情が引き起こされるのか、色によって織りなされる絵画作品の魅力を探っていきたいと思います。
そもそも印象派が登場する前には、林檎は赤、レモンは黄色といった風に物には固有の色があると考えられていました。印象派の画家たちはこの固有色を否定し、光によって刻々と変わる自然界の色彩を、目に映るままに、自身が感じ取った色で表現するようになります。ルノワールやシャガール、ファン・ゴッホにとっての色彩は、身の回りの事物を再現するためだけではなく、自分の思考や感情を表現する手段に置き換わっていったのです。そして、今日では色彩学や色彩心理学といった学問の発達により、色には、人々に特定の感情を引き起こす性質があることも分かっています。
本展では、色彩の魔術師・シャガールの代表作《アラビアン・ナイトからの四つの物語》を中心に、ルノワールや藤田嗣治、岡鹿之助らの華やぎと調和をたたえた色彩豊かな作品、梅原龍三郎や林武、絹谷幸二、奥谷博らの鮮やかでパワーあふれる色彩表現を紹介します。
生活に身近で、アート作品には必須の「色」。知れば知るほど奥深い魅力が広がる「色の世界」をお楽しみください。
アーティスト
マルク・シャガール、絹谷幸二、片岡球子、ピエール=オーギュスト・ルノワール 他

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