西宮市文教住宅都市宣言60周年記念「生誕100年 秦森康屯展 館蔵品の作家とともに巡るその時代」西宮市大谷記念美術館

西宮市文教住宅都市宣言60周年記念「生誕100年 秦森康屯展 館蔵品の作家とともに巡るその時代」西宮市大谷記念美術館

名称:西宮市文教住宅都市宣言60周年記念「生誕100年 秦森康屯展 館蔵品の作家とともに巡るその時代」西宮市大谷記念美術館
会期:2023年4月1日(土)〜2023年5月21日(日)
会場:西宮市大谷記念美術館
時間:10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:水曜日 ※ただし5月3日(水・祝)は開館
観覧料:一般 1,000円(800円)
    高大生 600円(400円)
    小中生 400円(200円)
    ※( )は20名以上の団体料金
    ※西宮市在住65歳以上の方は500円(要証明書呈示)
    ※ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
    ※心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
住所:〒662-0952兵庫県西宮市中浜町4-38
TEL:0798-33-0164
URL:西宮市大谷記念美術館

秦森康屯《足摺岬》1966年
秦森康屯《足摺岬》1966年

広島県三原市出身で、西宮を拠点に制作活動を行った秦森康屯(はたもりこうとん 1923~1994)の生誕100年を記念して、展覧会を開催します。
西宮市大谷記念美術館で2003年に開催した「秦森康屯展」以降、遺族や所蔵者から作品の寄贈を受け、現在油彩画の代表作22点と、水彩画やデッサンなど133点を所蔵しています。これらの秦森康屯の作品を年代ごとに構成して、同時代に活躍した同館の所蔵作家の作品と並べて展観し、各時代を取り巻いていた雰囲気を浮かび上がらせます。
1960年代以降は美術団体などに属さず孤高を貫いた秦森康屯でしたが、時代の影響を敏感に受けながら、次第に独自の画風を確立していく様子を、この展示を通じて見ていただくことができるでしょう。ジャンルは異なりますが、秦森康屯と交流があり同館とも縁の深い、陶芸家の荒木高子(あらきたかこ 1921~2004)、彫刻家の山口牧生(やまぐちまきお 1927~2001)の作品もあわせて紹介します。
また、今年は西宮市が1963年に文教住宅都市宣言を行ってから60年目にあたります。秦森康屯が西宮市甲陽園に居を構えたのは1962年。その後1994年に亡くなるまで終生この地に暮らしました。文教住宅都市・西宮の環境が彼の芸術を育み、完成へと導きました。故にこの展覧会は、文教住宅都市宣言60周年の記念展でもあります。
西宮で20年ぶりとなる秦森康屯の作品を中心とした展示をお楽しみください。

秦森康屯《鶏肉屋》1970/72年
秦森康屯《鶏肉屋》1970/72年
秦森康屯《うしろむき》1973年
秦森康屯《うしろむき》1973年
荒木高子《点字の聖書》1943年頃
荒木高子《点字の聖書》1943年頃
津高和一《鳥籠》1951年
津高和一《鳥籠》1951年
西村功《駅長》1965年
西村功《駅長》1965年
元永定正《赤いQ001》1974年
元永定正《赤いQ001》1974年
秦森康屯《猫》1959年頃
秦森康屯《猫》1959年頃

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