「百華爛漫」滋賀県立美術館

斎藤紫山《夏野》1940年滋賀県立美術館蔵

名称:「百華爛漫」滋賀県立美術館
会期:2023年3月14日(火)〜5月7日(日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:9:30-17:00(入場は16:30まで)
会場:滋賀県立美術館 展示室1
観覧料:一般/540円(430円)
   高校・大学生/320円(260円)
   ※( )は20名以上の団体料金
   ※常設展のチケットで展示室1、小倉遊亀コーナー、展示室2を観覧可
   ※中学生以下、県内居住の65歳以上、身体障害者手帳をお持ちの方は無料
住所:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1(文化ゾーン内)
TEL:077-543-2111
URL:滋賀県立美術館

春の桜や藤、夏の桔梗に紫陽花、秋の萩や菊、冬の椿そして梅。四季おりおりの花の美は、日本美術の大きなテーマです。自然の移ろいを風流と捉え、花鳥風月を愛でる日本人の精神性が、様々な花の表現を生み出しました。
日本画における「花鳥画」は、もともと唐代の中国で生まれ日本に伝わったジャンルです。
江戸時代に町絵師たちの手によって洗練され、装飾的な琳派や写生を重んじる円山四条派など多様な表現が誕生しました。
さらに明治以降になると西洋画の影響を受け、伝統的花鳥画の枠を超えた新しい表現が開拓されてゆきました。洋画(油絵)の世界でも日本の気候風土と日本人の美意識を踏まえながら、西洋由来の静物画の枠にとどまらない独自の表現が生み出されました。
今回の展示は江戸末期から昭和に至る近代日本美術の中の「花の美」を、春の桜から順に季節を追いながら、日本画・洋画をまじえて20作家、20点の作品を通して紹介するものです。身近な自然の美に託して表現された、日本の画家たちの美意識と精神性を、ぜひお楽しみください。

斎藤紫山《夏野》1940年滋賀県立美術館蔵
斎藤紫山《夏野》1940年滋賀県立美術館蔵

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