「みちのく いとしい仏たち」岩手県立美術館

「みちのく いとしい仏たち」岩手県立美術館

名称:「みちのく いとしい仏たち」岩手県立美術館
会期:2023年4月8日(土)〜2023年5月21日(日)
会場:岩手県立美術館
時間:9:30〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 5月1日は開館
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
   高校生・学生 700円(600円)
   小学生・中学生 500円(400円)
   ※( )内は前売料金
   ※当日券を購入の際、次の割引があります
   20名以上の団体は前売料金と同額
   療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示の方、およびその付き添いの方1名は半額
   ※岩手県子育て応援パスポートによる割引があります
   ※学生の方は学生証または生徒手帳を要提示
   ※企画展観覧券でコレクション展も観覧できます(4月25日(火)‒4月27日(木)は展示替えのためコレクション展は観覧できません)
住所:〒020-0866岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
TEL:019-658-1711
URL:岩手県立美術館

《山神像》 江戸時代 兄川山神社 岩手県八幡平市 撮影 須藤弘敏
《山神像》 江戸時代 兄川山神社 岩手県八幡平市 撮影 須藤弘敏

おらほのカミさま、ホトケさま、大集合。
時は江戸時代。全国津々浦々の寺院の本堂では、上方や江戸で造られた金色の端正な仏像が御本尊として祀られ、仏教の教えを象徴する役割を果たしていました。
一方で、お寺の中でも本堂ではない小さなお堂や祠、また民家の神棚には、その土地の大工や職人らの手で刻まれた、木造の素朴なカミさまやホトケさまの像がまつられていました。このような、いわゆる仏師ではない人が造った尊像は「民間仏」と称され、近年注目を集めています。
北東北にはユニークな民間仏がいまでも多く残っており、大切に護られています。そのやさしく、ほっこりするような造形は、厳しい風土に生きる人々の切なる思いがそのまま託された祈りのカタチといえるでしょう。
本展は、その素朴さゆえにこれまで顧みられなかった北東北の民間仏約130点を一堂に集め、その魅力をはじめて紹介するとともに、日本における信仰と造形の本質を問い直そうとするものです。

《矜羯羅童子立像》(部分) 江戸時代 洞圓寺 青森県田子町 撮影 須藤弘
《矜羯羅童子立像》(部分) 江戸時代 洞圓寺 青森県田子町 撮影 須藤弘
《十王像》 江戸時代 黒石寺 岩手県奥州市 撮影 須藤弘敏
《十王像》 江戸時代 黒石寺 岩手県奥州市 撮影 須藤弘敏
《観音菩薩坐像(三十三観音のうち)》 右衛門四良作 江戸時代 法蓮寺 青森県十和田市 撮影 須藤弘敏
《観音菩薩坐像(三十三観音のうち)》 右衛門四良作 江戸時代 法蓮寺 青森県十和田市 撮影 須藤弘敏
《子安観音坐像》(部分) 江戸時代 慈眼寺 青森県五所川原市 撮影 須藤弘敏
《子安観音坐像》(部分) 江戸時代 慈眼寺 青森県五所川原市 撮影 須藤弘敏
《六観音立像》 江戸時代 宝積寺 岩手県葛巻町 撮影 須藤弘敏
《六観音立像》 江戸時代 宝積寺 岩手県葛巻町 撮影 須藤弘敏

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る