「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館

「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館

名称:「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館
会期:2023年3月11日(土)〜2023年6月18日(日)
   ※会期中に一部展示替えがあります
   前期:3月11日(土)~4月30日(日)
   後期:5月2日(火)~6月18日(日)
会場:DIC川村記念美術館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
観覧料:一般 1,800円
   学生・65 歳以上 1,600円
   高校生以下無料
主催:DIC株式会社
企画協力:株式会社キュレイターズ
住所:〒285-8505 千葉県佐倉市坂戸631
TEL:050-5541-8600
URL:DIC川村記念美術館

「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館
「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館

南仏は、かつて芸術家が景勝地や巨匠たちの作品を求めてパリからイタリアへ留学や旅行する際の中継地とみなされていました。しかし19世紀末以降、ヴァンスやニース、マルセイユをはじめ、多くの芸術家たちがその地を制作の場として選んだのです。
地中海や山々に囲まれた豊かな自然、そしてまばゆい光は芸術家たちを惹きつけ、ときには陶芸などその地に根差す技法によって創作意欲を刺激することもありました。終焉の地として根を下ろした者たちが、壁画や礼拝堂など集大成ともいえる大仕事を手がけたことも知られています。一方で、戦中には敵性外国人として収容された者たちや、港を目指したアメリカへの亡命者が、作品を生み出した場であったことも忘れてはなりません。
本展では、20世紀において芸術が展開した場としての南仏に注目し、その地で広がりをみせた交流や、表現あるいは技法について、国内の美術館などが所蔵する約25作家の作品およそ100点を通してご紹介します。
出品作家
ジャン・アルプ、ハンス・ベルメール、ピエール・ボナール、マルク・シャガール、アンドレ・ドラン、ラウル・デュフィ、マックス・エルンスト、フェルナン・レジェ、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、ヴォルス ほか

アンリ・マティス《ミモザ》1949年 切り紙絵(コラージュ)151.3×93 cm 公益財団法人池田20世紀美術館
アンリ・マティス《ミモザ》1949年 切り紙絵(コラージュ)151.3×93 cm 公益財団法人池田20世紀美術館
キスリング《風景、パリーニース間の汽車》1926年 油彩、カンヴァス 80.7×100.2 cm ポーラ美術館
キスリング《風景、パリーニース間の汽車》1926年 油彩、カンヴァス 80.7×100.2 cm ポーラ美術館
アンドレ・ドラン《パノラマ(プロヴァンス風景)》1930年頃 油彩、カンヴァス 80×179 cm ひろしま美術館
アンドレ・ドラン《パノラマ(プロヴァンス風景)》1930年頃 油彩、カンヴァス 80×179 cm ひろしま美術館
ポール・セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》1877–79年 油彩、カンヴァス 64.5×80.2 cm 吉野石膏コレクション(山形美術館に寄託)
ポール・セザンヌ《マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む》1877–79年 油彩、カンヴァス 64.5×80.2 cm 吉野石膏コレクション(山形美術館に寄託)
アンリ・マティス《待つ》1921–22年 油彩、カンヴァス 61×50 cm 愛知県美術館
アンリ・マティス《待つ》1921–22年 油彩、カンヴァス 61×50 cm 愛知県美術館
ソニア・ドローネー《色彩のリズム》1953年 油彩、カンヴァス 100×220 cm ふくやま美術館 DR
ソニア・ドローネー《色彩のリズム》1953年 油彩、カンヴァス 100×220 cm ふくやま美術館 DR
フェルナン・レジェ《コンポジション》1952年 陶板レリーフ 44.4×34 cm 公益財団法人大川美術館
フェルナン・レジェ《コンポジション》1952年 陶板レリーフ 44.4×34 cm 公益財団法人大川美術館
「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館
「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館
『ヴェルヴ』第4巻13号(表紙:アンリ・マティス) 1945年 DIC川村記念美術館
『ヴェルヴ』第4巻13号(表紙:アンリ・マティス) 1945年 DIC川村記念美術館
「芸術家たちの南仏」DIC川村記念美術館
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