名称:「生誕120年記念 棟方志功展」パラミタミュージアム
会期:2023年4月1日〜2023年6月4日
会場:パラミタミュージアム
入場料:一般 1,000円(4枚セット3,000円)
大学生 800円
高校生 500円
中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方は無料
(ミライロID 可、美術館受付にご提示ください)
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:会期中無休
住所:〒510-1245三重県三重郡菰野町大羽根園松ケ枝町21-6
TEL:059-391-1088
URL:パラミタミュージアム
青森に生まれた棟方志功(むなかた・しこう/1903-1975[明治36年~昭和50年])は、日本の版画界を代表する作家として活躍しました。その作品は日本の伝統芸術である板目木版画が持つ大画面の特性を生かした独自の表現で、世界的に高い評価を受けています。
1924(大正13)年に上京後、帝展・国画会展に出品を重ね、1936年第11回国画会展出品を機に、民藝運動の柳宗悦、河井寬次郎、濱田庄司らと出会い、その交流は生涯続きました。棟方を代表する裏彩色*という技法のヒントを得たのもこの頃でした。また、棟方は1945年4月より6年8ヶ月の間、東京から富山県福光町(現・富山県南砺市)に疎開し、当地で約2000点もの作品を生み出すなど、精力的に制作を続けました。
本展では棟方志功生誕120年を記念し、戦前の代表作《二菩薩釈迦十大弟子》をはじめ、福光時代に制作した《火の願ひ板画柵(詩・河井寬次郎)》《女人観世音板画巻(詩・岡本かの子)》、また1956年に第28回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に出品し国際版画大賞を受賞し「世界のムナカタ」と認められた《柳緑花紅頌》など、戦前から戦後にかけての代表作を一堂に展示するとともに、京都の個人邸宅内に筆をふるった襖絵など、貴重な肉筆画もあわせてご紹介いたします。
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