新進作家支援事業「山田雅哉 『エチカ』」文化フォーラム春日井

新進作家支援事業「山田雅哉 『エチカ』」文化フォーラム春日井

名称:新進作家支援事業「山田雅哉 『エチカ』」文化フォーラム春日井
会期:2023年4月29日(土)〜5月21日(日)
開館時間:10:00~17:00
料金:入場無料
休館日:月曜日
会場:文化フォーラム春日井
住所:〒4860844 愛知県春日井市鳥居松町5-44
TEL:0568-85-6868
URL:文化フォーラム春日井

このたび、かすがい市民文化財団では、春日井市および周辺地域にゆかりのある新進作家を支援し、広く紹介する「新進作家支援事業」を新たに立ち上げる運びとなりました。
令和五年度は、春日井市出身・在住の画家、山田雅哉を紹介します。
山田は、春日丘高等学校時代に画家の道を志し、愛知県立芸術大学日本画科に進学しました。当初は具象絵画を中心に制作していたものの、ワシリー・カンディンスキーの仕事からヒントを得て、「音楽の視覚化」をテーマに抽象絵画に取り組むようになりました。
試行錯誤の末、日本画材の特性を生かした新技法「新案墨流し技法」「新案垂らし込み技法」を確立し、岩絵具の美しい色彩と即興的な表現の面白さが目を引く意欲作を発表し続けています。
本展では、初期の具象絵画から、話題となった東海テレビ「ニュースOne」の番組セット、春日井での暮らしのなかで得たインスピレーションを二十四節気ごとに表現した、最新作の「Angel」までを一堂に展示します。地元・春日井で新しい絵画表現を追求し続けてきた、山田雅哉の挑戦をぜひご覧ください。

山田雅哉(やまだ・まさや)
1981年愛知県春日井市生まれ、在住。2015 年愛知県立芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了(美術博士)。愛知県立芸術大学の日本画領域で初となる博士学位を取得。博士論文「音楽の視覚化にみる日本画表現の可能性」では、二つの新技法「新案墨流し技法」「新案垂らし込み技法」を発表し、現在も新たな表現の可能性を求めて研究を進めている。主な展覧会等に、山本直彰 山田雅哉展(2019)、個展「存在の謎」(2019)、個展「talk」(2022)、東海テレビ「ニュースOne」番組セット・メインビジュアル担当(2020–2022)などがある。

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